佃学

不眠の草稿 佃学詩集

1971年6月、母岩社から刊行された佃学(1938~1994)の第1詩集。装幀は国東照幸。著者は香川県生まれ、刊行時の住所は杉並区上荻。 本詩集はぼくがこのような形式で上梓する最初の詩集であることを記録しておこう。かつて自家詩集(非売品)をもったこともある…

ネワァーン・ネウェイン洗脳塔 佃学詩集

1994年9月、砂子屋書房から刊行された佃学(1938~1994)の第8詩集。装幀は正井彗とCINAMON(森岡真帆)。刊行時の住所は杉並区南荻窪。 数年前から腰痛で往生していたところ、伏兵に足を払われた感じで、昨年十一月とうとう入院する羽目になってしまった。…

詩と献身 佃学

1982年3月、レアリテの会から刊行された佃学(1938~1994)の詩論集。レアリテ選書2。著者は香川県生まれ、刊行時の住所は小平市。 ここ数年間に書きちらしてきたものをまとめて一冊とした。まとめるにあたって若干手直しした。内心忸怩たるものがあるが、仕…

劇中劇 佃学詩集

1973年4月、母岩社から刊行された佃学(1938~1994)の第2詩集。著者は香川県生まれ、刊行時の住所は東京都中野区弥生町。 本詩集は第一詩集『不眠の草稿』以後、約二年間の作品を集成したものである。その間詩に対してとくに確信を得たというようなことはな…

海景 佃学詩集

1978年3月、母岩社から刊行された佃学(1938~1994)の第4詩集。造本は緑川登、版画は稲木秀臣。 目次 Ⅰ 繁忙 六月の午後から 巻貝のように 海難メモ 夢のコラージュ Ⅱ 十月の火は…… 不帰行 卵巣 人生を病む(断片) 『涙男』の独白 はじめも終わりもなく Ⅲ …