高柳重信
1979年9月、立風書房から刊行された高柳重信の句集。装幀は前川直。 目次 松島(海防艦)松島を逃げる重たい鸚鵡かな 橋立(海防艦)橋立に見ざる聞かざる徒寝して 厳島(海防艦)親不知生えつつめぐる厳島 鎮遠(二等戦艦)名告り出でたる鎮遠の木を伏し拝む 富士(…
1976年9月、冥草舎から刊行された高柳重信(1923~1983)の句集。造本は山田良夫。 目次 飛騨 坂東 葦原ノ中國 倭國 日本軍歌集 不思議な川 後記 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1987年9月、夢幻航海の会から刊行された福田葉子(1928~)の第3句集。付録栞は岩片仁次、林桂。著者は東京生まれ、刊行時の住所は世田谷区砧。 本集に収めた一三五句は、昭和五七年七月に上梓した第二句集『複葉機』以後、昭和六一年までの作品の中から、主…
1991年6月、梅里書房から刊行された高柳重信ガイドブック。編者は中村苑子。 目次 評伝・高柳重信 中村苑子 父と私 高柳蕗子 高柳重信作品二百句抄 中村苑子 つねに生誕するロゴス 夏石番矢 高柳重信著作目録 中村苑子 高柳重信略年譜 川名大 執筆者・資料協…
1983年7月、俳句研究新社から刊行された福田葉子(1928~)の第2句集。 何となく天折を憧れるような感じの日々を過ごしながら、もう半世紀を生きてしまいました。他愛のない願望にすぎないと言えば、そのとおりに違いありませんが、しかし、いつも死について…
2006年12月、深夜叢書社から刊行された津沢マサ子の句集。 一九四六年十月二五日、生まれて初めての句会に出席してから、二〇〇六年の今日までの大凡六十年、なんらかの形で俳句形式に関わりをもってきたことに気付き、生あるうちに全句集をまとめたいと思い…
2004年12月、深夜叢書社から刊行された津沢マサ子の句集・エッセイ集。装画は津澤薫「灰色の象のかたちを見にゆかん」。装幀は小原宏延。栞は和田悟朗、鎌倉佐弓、恩田侑布子、和泉香津子、永島転石、夏石番矢、堀本吟、谷口慎也、桂信子、村上護、齋藤慎爾…
1993年5月、弘栄堂書店から刊行された高屋窓秋の句集。装画は糸大八、装幀は亞令。付録栞は三橋敏雄「待望の句集出現」。 目次 一九八五(一二句) 一九八六(八四句) 一九八七(六〇句) 一九八八(三六句) 一九八九(三六句) 一九九〇(一二句) 一九九…
1981年11月、俳句研究新社から刊行された清水径子(1911~2005)の第2句集。 ここに納めた作品は二百四十句、これに要した時間は、ほぼ八年。この間、身辺に起こった最も大きな変化は二つ。その一つは、昭和五十三年七月、秋元不死男逝去の悲しみ。その二は…
1982年4月、俳句研究新社から刊行された佐藤三保子の第2句集。 この句集は、昭和五十三年から五十六年まで四年間の作品を収録いたしました。始めはもう少し書き溜めてからと思っていたのですが、この四年間は「俳句研究」の五十句競作に連続四回も応募した歳…
1978年5月、端渓社から刊行された佐藤三保子の第1句集。 一つの人生を確かに生きた人ならば、誰でも一篇の小説を書くことが出来ると、そんな言葉を嘗つて讀んだ記憶がある。たしか一篇だけはという限定がついていたような氣がするが、それを實際に文字に綴る…
1978年5月、永田書房から刊行された高柳重信(1923~1983)の第2評論集。 いわゆる新興俳句運動が壊滅してから、すでに四十年近い歳月が経過しようとしている。昭和十六年に上梓された富沢赤黄男の処女句集『天の狼』が、新興俳句運動の最後の打ち揚げ花火と…
1974年11月、永田書房から刊行された高柳重信(1923~1983)の第1評論集。 敗戦直後の混乱の中で、僕が初期の評論を盛んに書いていた頃から、すでに二十数年の歳月が過ぎていった。この間、さまざまに変化する俳壇の状況に応じて、そのつど、書き捨て同様に…