このブログについて

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bookface=本の顔=表紙=書影=装幀=装丁=装釘=装本=装画。所有している本や新たに購入した本の備忘録。新刊本よりも墓石化している古書が多い。感想文を書くことがあるかもしれないが、基本的には表紙(裸本の場合は扉)と目次と書誌情報。第○詩集という記述には不正確なものもある。

南陀楼綾繁さんの取材を受けました!
→ シリーズ古本マニア採集帖 第11回 磯貝一さん 「ことば」のルーツを探るひと

 

南陀楼綾繁さんのインタビュー集が本になりました。

古本マニア採集帖 「古本のある生活」をおくる、36人へのインタビュー集。

本を集め、本と遊び、本で調べ、本から本を作る……。その情熱と執着は、どこから生まれてどこへ行くのか?読者の記録を追いかけてきた著者による、古本マニアたちの標本箱。「日本の古本屋メールマガジン」人気連載に、新たに書き下ろし原稿を収録。

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古本マニア36人衆の1人として採集されておりますので、よろしくお願いします。(2021.12.31)

俳句が文学になるとき 仁平勝

 1996年7月、五柳書院から刊行された仁平勝(1949~)の評論集。装幀は東幸央。五柳叢書 50。著者は武蔵野市吉祥寺生まれ。

 

目次

  • 序章 近代俳句の前提
  • 第一章 正岡子規『獺祭書屋俳句帖抄上巻」 発端としての個性
  • 第二章 高浜虚子『五百句』 客観写生と花鳥諷詠
  • 第三章 飯田蛇笏『山廬集』 小説的ということ
  • 第四章 尾崎放哉『大空』 定型律から自由律へ
  • 第五章 杉田久女 『杉田久女句集』 女流のいる場所


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うしろの声 下山嘉一郎詩集

 1964年11月、思潮社から刊行された下山嘉一郎(1930~)の第2詩集。装幀は小池魚心。著者は太田市生まれ、刊行時の住所は桐生市神町


目次

Ⅰ うしろの声

  • 白い馬(四季の組曲Ⅰ) 
  • 雪だるま(四季の組曲ⅡI) 
  • 舞台装置(四季の組曲Ⅲ) 
  • 夏の思い出(四季の組曲Ⅳ) 
  • 石膏の女(語らぬひとⅠ)
  • 空間(語らぬひとⅡ)
  • 旅路(語らぬひとⅢ)
  • 滝壺の女(語らぬひとⅣ)
  • 幸せについて
  • 祈り
  • 思想の花
  • なみだ
  • まんじゅしゃげ
  • 影法師
  • 傷ついた心
  • 詩を書くというのは
  • 太陽の話
  • 冬にだって太陽は

Ⅱ 桐生1964

  • あれからもう
  • 母断章
  • 産文界隈

解説にかえて 中崎一夫

あとがき


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姫だるま 宮崎八代子詩集

 1969年11月、木馬詩房から刊行された宮崎八代子(1939~)の第1詩集。装幀は奥田映子。著者は愛媛県生まれ、刊行時の住所は大阪府池田市

 

 喜怒哀楽のはげしい私を、いつのときも陰から見守り、愛しいつくしんでくださったひととの出会いがもしなかったならば、私はきっとさびしい可哀想な女になっていたでしょう。
 詩に接し、詩を書きはじめてからのこの八年間の詩稿をまとめながら、周囲のひととのふれあいによって生じたさまざまな中傷や善意の相剋、私という個の世界の極限、それらを通じて社会機構にひそむ連帯性の大切さを識りました。
 ひととの純粋なつながりによって真実の確かな愛にめざめ、その愛の芽を摘みとることのないように、詩に接するようなあたたかさで愛を成長させ、詩をおもうような優しさで、誠心誠意、真の仕合せの扉をひらいてゆきたいとおもう気持が、私にこの詩集出版を急がせました。
 わがままな言葉や、憎しみのこころが飛散して、誰かの胸に突きささることのないように、この詩集を幸運のマスコットにして行かなければと思います。無限の空間に置き忘れていた素直さをとり戻しに、そして明日という未知の次元へ、ひとびとのあたたかな握手をもとめに、微笑を携えて出発して行きます。
(「あとがき」より)

 

目次

  • 追憶
  • 四季
  • あぜかり
  • 望郷
  • 小さなウェット
  • 願い
  • みつめる
  • 想い出
  • 散策
  • 飛翔
  • おおさかのあめ
  • わたしは私
  • 生まれてよかったと思うように
  • みつけた
  • 見知らぬ day
  • 夜あけの詩
  • 眩暈
  • 夏の日のおわりに
  • 砂丘
  • 春雷
  • 旅のこころに
  • 潮騷
  • 溜息
  • 人生
  • 生きている人々
  • 風に似て
  • 約束
  • 来客
  • 婦人と猫
  • 秋芳洞
  • 雪景
  • 初春にひろう
  • ふるさとが崩れた日に
  • 旅にめざめて

姫だるまの世界 西岡 光秋

あとがき 宮崎八代子


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タンポポの呪詛 江間章子詩集

 1990年9月、書肆ひやねから刊行された江間章子(1913~2005)の詩選集。装幀は秋朱之介、口絵はジャン・コクトー、挿絵は野原隆平。資料提供は佐々木桔梗、鳥居昌三、ジョン・ソルト、宝文館出版社、日本近代文学館

 

目次

  • 噴水(椎の木 昭八・八月號)
  • 眠る像(椎の木 昭八・八月號)
  • 日ぐれの隣室(椎の木 昭八・二月號)
  • 午前の鳥(椎の木 昭八・二月號)
  • 星(椎の木 昭八・二月號 )
  • スクリューの音の上(椎の木 昭八・一月號)
  • 繪葉書(椎の木 昭八・一月號)
  • ANDANTE MODERATO (椎の木 昭八・六月號)
  • ランプの翼(椎の木 昭八・六月號)
  • 印度洋の難破船(椎の木 昭八・三月號)
  • 五月の歌(文藝汎論 昭一〇・六月號)
  • 夜へ(新領土 昭一三・六月號)
  • 十六世紀風の繪 (MADAME BLANCHE 昭八・一二月號)
  • 風船の季節 (VOU 昭一一・八月號)
  • 廻旋曲(椎の木 昭八・一二月號)

  • タンポポの呪咀(夜の噴水 昭一四・第二號) 
  • 人形の詩(文藝汎論 昭一一・七月號)
  • 今日のヴィーナス(文藝汎論 昭一二・七月號)
  • 一九三六年の秋(文藝汎論 昭一一・一二月號)
  • 空の花(新領土 昭一二・一一月號)
  • 詩を書くエンピツ(新領土 昭一二・一一月號)
  • 木(新領土 昭一二・九月號)
  • 夏のエッチング(新領土 昭一二・九月號)
  • 夜(新領土 昭一二・九月號)
  • 子供と世界(新領土 昭一二・一月號)
  • 田園(新領土 昭一二・一月號)
  • 一九三七年の蛇(戦争詩集 昭一四)
  • 戀のテレスコープ(戦争詩集 昭一四)
  • 一九三八年の秋(文藝汎論 昭一三・一一月號)
  • 新月よ(新領土 昭一四・一月號)
  • 黒い月(文藝汎論 昭一一・四月號)

  • 春の旅 (VOU 昭一一・七號) 
  • カフェ (VOU 昭一一・七號)
  • 噴水(椎の木 昭八・九月號)
  • エドリーナの花束(椎の木 昭八・九月號)
  • 新らしい世界 (詩法 昭九・創刊號)
  • 神の旅(詩法 昭九・創刊號)
  • 日本古語に存在する西班牙語(MADAME BLANCHE 昭八・六號)
  • 貧弱な庭園 (VOU 昭一一・八號)
  • 朝顔(VOU 昭一一・九號)
  • 「田園とジプシーの娘」より(VOU 昭一一・一一號)
  • 田舎ぐらし(椎の木 昭一〇・五月號)
  • 心臓盗人(椎の木 昭一〇・三月號)
  • 死に似た朝(椎の木 昭一〇・六月號)
  • 森の中 (CAHIER 昭九・六月號)
  • 村(文藝汎論 昭一〇・三月號)
  • 秋の調べ(椎の木 昭一〇二月號)
  • 二十四時間(新領土 昭一三・九月號)

後記 江間章子

解説 佐々木桔梗


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極北の天 野沢省悟 現代川柳評論集

 1996年11月、青森県文芸協会出版部から刊行された野沢省悟(1953~)の評論集。装幀は桜庭利弘。あおもり選書14。著者は青森県上北野郡野辺地町生まれ、刊行時の住所は青森市石江富田。


目次

序文・川柳の見方が変わる本 田口麦彦

一章 評論

  • 川柳の海で
  • 自己表現としての川柳
  • 己の爪でペンを持て
  • 井上剣花坊の川柳革新
  • 「ネオ新川柳」という考えについて
  • 芒一本のあれこれ
  • 現代川柳砂漠化の原因
  • 実作者にとって「川柳の社会性」とは
  • サラリーマン川柳を考える
  • 川柳と俳句の違い
  • 現代川柳の後姿について

二章 作品論

  • 一行詩の流れの中で
  • 北野岸柳の背中
  • 貝殻の宇宙
  • 月面のワルツ
  • 便所の中のロマネスク
  • 孤独地蔵の涯
  • 極北の天

三章 随筆

  • 北柳吟社の柳人たち
  • コスモス
  • 墓地にて
  • 何故・川柳を創るのか
  • 残雪
  • 白樺
  • 野は北へ
  • くもにのりたい
  • 川柳と俳句の接近
  • 俳句と川柳の現状探る
  • 川柳人と「昭和時代」 

参考文献

あとがき

 

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東京物語 仁平勝句集

 1993年4月、弘栄堂書店から刊行された仁平勝(1949~)の第2句集。装幀は長山真、木版は平野勇。著者は武蔵野市吉祥寺生まれ。

 

 これは『花盗人』につぐ第二句集である。といってもその処女句集から十二年余りの年月が流れている。その間に何冊かの評論集を出してきたが、句集をまとめようという気にはならなかった。そもそも俳句をあまり書かなかったからである。もっぱら評論を書くようになると、だんだん俳句が作れなくなってくる。たぶん頭の中で言葉のモードを切り替えるのに時間がかかり、またそれだけの時間を費やす余裕が失われているのだろう。
 なのにまた句集を出す気になったのは、この四月から朝日カルチャーセンターで俳句の講師を引き受けることになり、ふたたび俳句を作らざるをえない環境が生じてきたからだ。ようするに、これから俳句のモードに頭を切り替えていくための刺激剤である。
 最初から俳句の師を持たない気楽さで、思いつくままにいろいろな俳句を試みてきた。まずモチーフを考えてから俳句を作り出すというのが、わたしの基本的なパターンである。「俳句研究」「現代俳句」「未定」「豈」等の各誌に発表してきたものを、そのモチーフから十二の章に分け、各章の体裁を整えるために足りない句数は新たに書き下ろした。
(「あとがき」より)

 


目次

  • 東京物語
  • 庶民列伝
  • 少年のくに
  • 家族の肖像
  • 家長諷詠
  • 田園の憂鬱
  • 都会の憂鬱
  • POEの樽
  • 山彦讃
  • 格言集
  • たながるた
  • 十七字歌

あとがき

 

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