原子朗

歎語抄 原子朗詩集

1989年12月、砂子屋書房から刊行された原子朗の詩集。装画・装幀は平野充。 近年の「歎語」連作中から変化を眼目にして「抄」とした。 もともと、自分の書いた詩を「詩集」にまとめるということに、私はそれほど執着をもっていない。まして洪水のように詩集…

加線の歎語 原子朗詩集

2007年11月、花神社から刊行された原子朗(1924~2017)の詩集。「歎語抄」第六。装幀は平野充。 目次 序(ついで)の歎語 人間の歎語 春は名のみの歎語 火の歎語――ちちみねじれる時代の詩風に反逆するクマソ・スナオのTango 闇の歎語 コスモスの歎語――黒姫…

空の砂漠 原子朗詩集

1993年11月、花神社から刊行された原子朗(1924~2017)の詩集。装幀は平野充。「歎語抄」第二。 私は技巧を好かない。私は抒情をあまり好かない。私はつきあいもへただ。そのせいか、あいつは人の詩の鑑賞はよくするが、自分の詩はさっぱりうまくない、と一…

幽霊たち 原子朗詩集

1977年11月、昧爽社から刊行された原子朗(1924~2017)の第2詩集。装幀は平野充。 目次 魚群 幽霊たち 半島 ツグミ 沖縄へ 雨 石工のうた 父性の愛の欠乏のうた 闘牛 レバノンの夕陽 高圓の野 夜半の歎語 シャトル讃歌 あとがき NDLで検索日本の古本屋で検…