古谷鏡子

発語の光景 古谷鏡子詩集

2000年11月、花神社から刊行された古谷鏡子の第4詩集。刊行時の著者の住所は練馬区上石神井。 三冊目の詩集『眠らない鳥』をまとめてから十年近く経ってしまった。 いまその後の作をまとめようとして、私はすくなからず戸惑っている。戸惑の気持は、たぶん、…

入らずの森 古谷鏡子詩集

2009年11月、砂子屋書房から刊行された古谷鏡子の第5詩集。表紙石版画は清水洋子。刊行時の著者の住所は調布市。 この頃、終りのない詩を書きたいと思っている。終りがないということは、一方でどこで終わってもいいということでもある。断片のように、そし…