1974年1月、青土社から刊行された宮本むつみの第2詩集。 第一詩集を出してから、五年を経た。詩集が自宅に届いた日、部屋の隅に積まれた山のような本を前にして、それまでの「はじめて自分の詩集をもつこと」のよろこびは何処へやら、何かどうしようもない恥…
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