齋藤史

ひたくれなゐ 齋藤史歌集

1976年9月、不識書院から刊行された齋藤史(1909~2002)の第8歌集。装幀は司修。原型叢書第15編。第11回迢空賞受賞作品。著者は東京市四谷区生まれ。 昭和四十二年から、昭和五十年のあいだの七百十五首。八冊目の歌集です。あらためて見直すと消したくなる…

春寒記 齋藤史

1944年5月、乾元社から刊行された齋藤史(1900~2002)の随筆集。著者は東京市四谷区生まれ。 目次 ・春寒記 地形 入隊前後 金魚やさん 野 北海道の人々 手紙 啄木覺え書 分際 父のきもの ふりかへる 或る男 事件前 ふゆのさん 雜記 短歌鑑賞 女性達 師走の…

獄中の記 齋藤瀏

1940年12月、東京堂から刊行された齊藤瀏(1879~1953)の随筆集。齊藤瀏二・二六事件で反乱軍を援助したとして禁固5年の刑を受け歌人・た陸軍少将。歌人齋藤史は長女。 目次 序 ・前篇 衛戍刑務所 拘置 四百五十號 便槽を運ぶ 金魚とねぢり花 房外運動 監の…

魚歌 齋藤史歌集

1940年8月、日本打球社から刊行された齊藤史(1909~2002)の第1歌集。装幀は棟方志功。新ぐろりあ叢書14。著者は東京市四谷区生まれ。 齋藤史さんは僕にとつて十何年來の親しい友であり、また僕の主宰する歌誌「日本歌人」の最重要同人のひとりとして、常に…

朱天 齋藤史歌集

1942年7月、甲鳥書林から刊行された齋藤史(1909~2002)の第3歌集。装幀は丸岡美耶子。著者は東京市四谷区生まれ。 目次 ・戰前歌 とどろき昭和十五年 秋の鳥 つゆじも 待春歌昭和十六年 ぼたん雪 近づく春 うしろかげ 春落葉 思ひ濃く 春の茜 六月 雪蒼し …