1965年8月、思潮社から刊行された本多利通(1932~1989)の詩集。 岩をそこに置くと、光があたって厳粛なかげりができる。岩はその沈黙のかげりによって宇宙に対立し、その存在を主張しているかに見える。ぼくは自分の詩のふかみに、たえずその岩のようなも…
1979年5月、永田操により刊行された本多利通(1932~1989)の詩集。装幀は黒木郁朝。刊行時の著者は延岡市消防署勤務。 わたしは石に打たれて死ぬであろう天に向く檜の黒い密林のうえをわたしの眠りは白い鏡のように落ちて来る鷹よ わたしの胸を破れ 渡辺修…
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