堀内幸枝

「山の少女」と呼ばれた詩人 堀内幸枝ノート 鈴木正樹

2020年12月、土曜日術出版販売から刊行された鈴木正樹(1948~)による堀内幸枝詩論集。装幀は司修。 目次 一、詩集論 「山の少女」というイメージの成立 その発端 抒情が否定された時代の抒情詩人 詩集『紫の時間』ノート 娘からの脱皮 詩集『不思議な時計…

「山の少女」と呼ばれた詩人 堀内幸枝ノート 鈴木正樹

2020年12月、土曜美術社出版販売から刊行された鈴木正樹(1948~)による堀内幸枝(1920~)の評伝。装幀は司修。 戦後の混乱が終わり、高度成長が始まろうとする時代、農村や山村を表現する詩人は少なくはなかった。しかし、堀内の『村のアルバム』は若い感…

夕焼が落ちてこようと 堀内幸枝詩集

1964年9月、昭森社から刊行された堀内幸枝(1920~)の第4詩集。装画は堀文子。著者は山梨県御坂峠生まれ、刊行時の著者の住所は新宿区柏木。 詩書を開くと、すぐ目につく「プロセス・メタフォア・デフォルメ」など、など、それ等知的分析を拒み、それ等の方…

九月の日差し 堀内幸枝詩集

1997年9月、思潮社から刊行された堀内幸枝(1920~)の第9詩集。 まだ少女とまでに成長しない私に、祖父はこんなことを言った。 この世の中はね困ったものだね。男が夢中になれるのは危険と遊びであるんだから」と。この私にとって恐怖と眩暈が起きそうな言…

不思議な時計 堀内幸枝詩集

1956年1月、書肆ユリイカから刊行された堀内幸枝の第2詩集。表紙カットは池田龍雄。画像は函欠本。 この詩集には「紫の時間」以後一九五三年――一九五五年の間「パンポエジー」「近代詩猟」「作家」「詩学」「葡萄」「新論」に発表した作品を収録しました。 …

夕焼が落ちてこようと 堀内幸枝詩集

1964年9月、昭森社から刊行された堀内幸枝(1920~)の第4詩集。挿画は堀文子。 詩書を開くと、すぐ目につく「プロセス・メタフォア・デフォルメ」など、など、それ等知的分析を拒み、それ等の方法論からのがれて、たえず不可解な剰余を残して私の中にくすぶ…

村のたんぽぽ 堀内幸枝詩集

1991年年9月、三茶書房から刊行された堀内幸枝(1920~)の第6詩集。装幀は山高登(1926~)。 目次 序詩 村のたんぽぽ 不意の翳 不意の翳 1 いらくさ 2 いまはもう 3 鳥 昔の蝶 いらくさ道 1 2 3 いらくさ詩集 眼 いまは昔 愛とは おもえが追うのは何…

夢の人に 堀内幸枝詩集

1975年9月、無限から刊行された堀内幸枝(1920~)の第5詩集。表紙・扉は高原秋一郎。 これは昭和四十年から、五十年の間に書いた作品から選んだものです。「第二村のアルバム」に入る部分は、別の機会に作りたいと、除いておきました。 子供の日よく遊んだ…