北森彩子

城へ行く道 北森彩子詩集

1972年9月、詩学社から刊行された北森彩子(1927~)の第2詩集。著者は中野区生まれ、刊行時の住所は仙台市上杉。 㐧一詩集を出してからちょうど十年たった。その間、一時、詩詩を書くのをやめようかと思ったこともあった。㐧二詩集がこんなに遅れたのは一つ…

砂と菫 北森彩子詩集

1986年10月、花神社から刊行された北森彩子(1926~)の第5詩集。第11回現代詩女流賞候補作品。 第四詩集を出してから五年たった。この間、長年暮した仙台から神奈川県内へ転居するなど大小の雑事に追われ、なかなか骨の折れる時期であった。ようやく落ちつ…

流刑地にて 北森彩子詩集

1981年10月、花神社から刊行された北森彩子(1926~)の第4詩集。装幀は支倉隆子。第32回H氏賞候補作品。 此の詩集には第三詩集『野の肖像』(一九七五年)以後の散文詩形式の諸作品を収めた。「地球」「詩学」「無限」「アルメ」「馬」「薔薇」「戯」「草」「…

野の肖像 北森彩子詩集

1975年7月、地球社から刊行された北森彩子の第3詩集。装幀は熊谷博人。第14回土井晩翠賞受賞作品。第26回H氏賞候補作品。 此の詩集には主に、第二詩集「城へ行く道」(一九七二年)以後の諸作品を収めた。I部の「旅びと」「瓶」「街角で」「広場」「六月の小鳥…