2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

寒い朝 倉橋健一詩集

1983年3月、深夜叢書社から刊行された倉橋健一(1934~)の第3詩集。装幀は末永隆生。 目次 仮構と現在 爽やかな死 失踪 白鳥の歌 寒い朝 蝶の男 溶ける鍵 五分だけ前 静かな家 紙細工 原稿用紙 壁がかげる 骨肉の愛 昏明――ジストロフィ病者に 時のない旅 旅…

八面のサイコロ 古山高麗雄

1977年6月、北洋社から刊行された古山高麗雄(1920~2002)の随筆集。 目次 Ⅰ 床下にあるはず 兵隊のときの一枚の写真 塩辛の幸せ 私の韓国 「やらせ」の旅 会話の始まり コレオにあらず 私の愉しい研究課題 コンソメと小説 今もゆかしく 回想の桜と三春の旅…

きんにくの唄 八木忠栄詩集

1962年7月、思潮社から刊行された八木忠栄の第1詩集。画像は裸本。 目次 成長について とんねる・ながい 失恋・自殺者の唄 寓話・II 伝説 みいらの回想の唄 雨ふる唄 ひとりの唄 ごむまりの唄 ぼくらの唄 いけぶくろ・さんぽの唄 恋 きんにくの唄 すたあたち…

トパーズ マルセル・パニョル/永戸俊雄

1949年6月、雄鶏社から刊行されたマルセル・パニョル(1895~1974)の戯曲。翻訳は永戸俊雄(1899~1956)。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

北海道=ヴェトナム詩集1

1965年7月、北海道=ヴェトナム詩集刊行会から刊行されたアンソロジー。表紙は伊東将夫。 目次 山内栄二:扉 原子修/わが娘にベトナムの若者のことを語る 薩川益明/ベンハイの岸辺 菅原政雄/一九六五年ヴェトナムのぼくに似た男は 泉沢光一/かっこう 吉田徳夫…

死者たちの群がる風景 新装版 入沢康夫詩集

1983年2月、河出書房新社から刊行された入沢康夫の詩集。装幀は吉岡実。第13回高見順賞受賞作品。 目次 Ⅰ潜戸から・潜戸へ―死者たちの群がる風景 1 Ⅱ潜戸へ・潜戸から―二人の死者のための四章 Ⅲ銅の海辺で―いま一人の死者のために Ⅳ個人的に・感傷的に―死者…

詩の作り方 改訂版  黒田三郎

1975年12月、明治書院から刊行された黒田三郎(1919~1980)の詩論集。1969年版の改定本。 目次 詩との出会い 一煤煙と青い空 二基本の形 三現代詩とは 四教科書の詩 五続教科書の詩 六詩のブーム 七「わからない」と言う人 八自分は見た 九美辞麗句 現代詩…

一〇〇人の詩人 木原孝一

1956年11月、思潮社から刊行された木原孝一による詩人論。 目次 Ⅰ 現代詩の世界へ 現代詩誌の動向 Ⅱ一〇〇人の詩人 青山鶏一 秋谷豊 天野忠 鮎川信夫 安西均 安西冬衛 安藤一郎 安東次男 飯島耕一 伊藤尚志 井上俊夫 井上充子 井上靖 茨木のり子 上田敏雄 植…

わたしというまつり 木村信子詩集

1982年3月、花神社から刊行された木村信子(1936~)の第3詩集。 目次 わたしというまつり それと向き合って わたしというまつり 伝説 架設の死へ 詩人 純粋 孤独 くさり 魚 甘い水 今朝 出発 夢の跡 夢に添って 責にくるもの さわがしいもの 争い 詩 人形 …

現代の詩学 詩の主題と意味 木原孝一

1976年10月、飯塚書店から刊行された木原孝一(1922~1979)の詩論集。 目次 読者への手紙 1「現代詩」とはなにか? 2混沌のなかから 3宇宙の詩学 4空間の詩学 5時間の詩学 6存在の詩学 7『生』の詩学 8解読の詩学 9再び…… あとがき NDLで検索Amazonで検索日…

零へ 岡田隆彦詩集

1974年10月、青土社から刊行された岡田隆彦(1939~1997)の第6詩集。撮影はKenRobbins。装幀は池田満寿夫。 目次 歌うのでなく 錬涙術 いま、ここにわたしはいない 徒歩廻遊 時間の鏡のなかで 零へ 見えない王道 火の穂とともに 日記 いやなコスメチック 樹…

ことばを深呼吸 川口晴美 渡邊十絲子

2009年5月、東京書籍から刊行された川口晴美(1962~)と渡邊十絲子(1964~)による現代詩入門書。 目次 はじめに 1なにが好き 2どんなタイトル 3コーヒーブレイク◎校庭のことばあそび 4どう並べる 5なにが見えてくる? 6ランチタイム◎街角のことばあ…

失われた面影 梶井基次郎の継承と追悼 辻野久憲

1977年12月、風信社から刊行された辻野久憲の評論集。編集は山田俊幸。 目次 辻野久憲への視点/山田俊幸 失はれた面影 『檸檬』は一つの記念碑だ 便り 後記 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

時代の底から 岡本潤戦中戦後日記

1983年8月、風媒社から刊行された岡本潤(1901~1978)の日記。編集・解説は寺島珠雄。 目次 1944(昭和十九)年 三月 自分をみつめる必要・二十数年ぶりに日記再開 復役届を出す 上京した小野十三郎と秋山清のアパートヘ 山猫的なものを失っていない中野重治 …

わたしが・棄てた・女 遠藤周作

1964年3月、文藝春秋新社から刊行された遠藤周作(1923~1996)の長編小説。装幀は三田康。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

星宿集 三木宮彦

1996年12月、花神社から刊行された三木宮彦の第1詩集。 世に会うべきひとがあり、読むべき書があるならば、知るべきでなかった言葉もあるだろう。 私の場合は、フランシス・ジャムの「二十歳になってまだ詩人だというのは、いいことだと思うか?」と自問する…

銘度利加 十田撓子詩集

2017年11月、思潮社から刊行された十田撓子(1977~)の第1詩集。写真は片岡雪子、装幀は猿山修。付録栞は吉田文憲「来満街道を通う夢」、林浩平「郷里の亡霊たちへの祈り ハリストス正教の影で」。第68回H氏賞受賞作品。 目次 i 銘度利加 赤い花 殯 青の断…

火山 遠藤周作

1960年9月、文藝春秋新社から刊行された遠藤周作(1923~1996)の長編小説。装幀は畦地梅太郎。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

特性のない陽のもとに 野村喜和夫詩集

1993年4月、思潮社から刊行された野村喜和夫の第4詩集。写真は佐藤時啓子。第4回歴程新鋭賞受賞作品。 目次 前未来 Ⅰ(読む脳細胞分枝は――)/Ⅱ(さなぎではなく、なぎさ――) 閏秒のなかで、ふたりで Ⅰ(朝は起きて)/Ⅱ(インテルメッツォ)/Ⅲ(誰、誰によって) 後背へ…

Cliché 八柳李花詩集

2016年2月、七月堂から刊行された八柳季花(1986~)の第4詩集。 書評等詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記) NDLで検索Amazonで検索

王者の妻 吉屋信子

1949年1月、北光書房から刊行された吉屋信子の長編小説。 日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

詩人のノート 田村隆一

1976年5月、朝日新聞社から刊行された田村隆一(1923~1998)のエッセイ集。装幀は著者と多田進。写真は土倉一夫。 目次 1974秋 黄色い外国製の鉛筆 神酒を入れるヒョウタンを 鏡中逅異人 青いライオンと金色のウイスキー 多足類 裸足の青年がひとり 天使 十…

サンクチュアリ 八柳李花詩集

2011年10月、思潮社から刊行された八柳季花(1986~)の第2詩集。カバー写真は田中由起子。付録栞は藤原安紀子「insummer3011」、安川奈緒「『死者』に抗する『死人』のレゾヌマン」。第17回中原中也賞候補作品、第62回H氏賞候補作品。 目次 sanctuary insom…

あなたはわたし 富士正晴

1964年12月、未来社から刊行された富士正晴(1913~1987)の短編小説集。装画は中村宏。 目次 見頃す 軽く拡散 あなたはわたし メリイ・ゴオラウンド Ihate…… 幻の島 一夜のハド・恋の傍杖 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

サビタの記憶 原田康子

1957年5月、新潮社から刊行された原田康子(1928~2009)の短編小説集。装幀は福田豊四郎。 目次 夜の喜劇 サビタの記憶 週末の二人 雪の巣 愛しの鸚鵡 晩鐘 薔薇の匂い 夜の出帆 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

灰白の螢 岡田刀水士詩集

1970年10月、歴程社から刊行された岡田刀水士(1902~1970)の第5詩集。 詩集「灰白の蛍」は、刀水士の第五詩集として、自らの手で校正が終了いたしておりましたが、発行を目前にした九月三十日午前五時、急逝いたしました。故人の遺志によりこの詩集を刊行…

薔薇物語 山崎剛太郎

1985年6月、雪華社から刊行された山崎剛太郎(1917~)の短編小説集。装幀は草刈順。 目次 薔薇物語 薔薇物語のための変奏曲 聖園 花芒 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

病める丘 原田康子

1960年1月、新潮社から刊行された原田康子(1928~2009)の長編小説。装幀は稗田一穂。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

危うい夢 利岡正人詩集

2016年3月、ふらんす堂から刊行された利岡正人(1976~)の詩集。装幀は和兎。 目次 Ⅰ 夢の見方 問い 低い空 夢の破局 心を砕く 夢に巣くう 朝帰り 薄明のさなか 道案内 目覚めの尺度 計測中 冴える朝 吹雪く日 鏡の中 眠りの底 白昼夢 廃道 Ⅱ 空虚な経験 残…

音への頌歌 柴田忠夫詩集

1987年7月、花神社から刊行された柴田忠夫(1918~2002)の第4詩集。装幀は熊谷博人。 目次 午後の倦怠 夏のコンポジション 風景 黒い人影 渡れない橋 音への頌歌 滄海の墓 幻華 古い宝石筥 ふたたび音への頌歌 まゆの中 別れて生きるとき 青春 書かれなかっ…