岩田京子

孝標の女 岩田京子詩集

1966年6月、思潮社から刊行された岩田京子(1937~)の第2詩集。刊行時の職業は法務省東京保護観察所勤務。 目次 出発 十年 吉野 象の小川 詠唱 去年の夏に 雪あかりの道で 橋 濠 あじさい 仕事のように 白い花 たまさか起きて 再び、橋 病院のある街 門出 …

一ドルの指輪 岩田京子

2000年11月、沖積舎から刊行された岩田京子(1937~)のエッセイ集。上下2巻同梱。装幀は戸田ヒロコ。 遅くとも一〇年前に出すべきであったエッセイ集を、私の怠惰のために今年出す。この一〇年以上、詩よりもエッセイを多く書いたために分厚い本になったが…

遂に異質の風景の中で 岩田京子詩集

1970年5月、思潮社から刊行された岩田京子(1937~)の第3詩集。刊行時の住所は相模原市。 帰国して間もない頃、二年ぶりで新宿の紀伊国屋に行きました。店内には、人びとと、騒音と、あつさと、わるい空気と、それからむろん本とがひしめき、詩の書架の前に…

花の記憶 岩田京子詩集

1964年12月、私家版として刊行された岩田京子(1937~)の第1詩集。刊行時の著者の住所は杉並区天沼。 書くことは幼い時からのわたしの願いでしたが、ある時はためらいのために、また、ある時期には日々の忙しさに紛れて、その願い失っていました。 けれど、…