菖蒲あや

鶴の天 菖蒲あや句集

1997年1月、梅里書房から刊行された菖蒲あやの第3句集。 句集『路地』を出してからもう三十年余り経ってしまい、再版を出してからも三年経ってしまいました。俳句は履歴書という岸風三樓先生のお言葉からして、私の履歴書は第二句集『あや』以後停まってしま…

あや 菖蒲あや句集

1979年10月、牧羊社から刊行された菖蒲あやの第2句集。現代俳句女流シリーズⅡ16。シリーズ装幀は直木久蓉。 はじめての句集『路地』を出してからもう十年余りも経ってしまいました。その『路地』のあとがきで、貧乏臭い路地から抜け出たい、いつかは出て行け…

路地 菖蒲あや句集

1967年10月、牧羊社から刊行された菖蒲あやの第1句集。装画は桑田雅一。 それは、随分遠いことのようにも思われ、つい昨日のことのようにも思われます。 やっと戦争は終ったものの一面の焼野原、いったいこれから先どうなることかと呆然と過す日々でした。 …