麒麟
1994年4月、思潮社から刊行された松本邦吉(1949~)の第7詩集。長篇詩。 本書に収載の54篇のうち、序詩(「花神」7号・一九八九年一月)と一〇番(「シコウシテ」21号・一九八九年九月)の他は、すべて「現代詩手帖」に発表した(一九八九年一~十一月号・…
1999年10月、ふらぬーる社から刊行された松本邦吉(1949~)の第7詩集。 目次 家族画 祈り 掟 父 母 神話 誤解 荒磯にて 佳き日 嵐のあと 誕生 日常 他人の言語 日常 家族は愛のモデルになりうるか? 鳥と貨幣 真夏の出来事 室内楽 Mémento-Mori 感傷 リスボ…
1981年6月、砂子屋書房から刊行された吉田文憲(1947~)の第1詩集。装本は倉本修。附録の栞は、瀬尾育生(1948~)「吉田文憲の詩について」と鈴木志郎康(1935~)「不在を走る言葉」を収録。 この詩集は、一九七六年以降「現代詩手帖」「早稲田文学」「現…
2013年10月、思潮社から刊行された吉田文憲(1947~)の第11詩集。写真、装幀は一色織花。栞解説は岸田将幸(1979~)。第44回高見順賞受賞作。 目次 顕れ 消息 剥き出しの 振動尺――若林奮に 消点(「生誕」1) 生誕(「生誕」2) さまよう息(「生誕」3) …
1989年7月、書肆山田から刊行された松本邦吉(1949~)の第5詩集。装幀は青山杳。 本書はこれまでの私の詩集とはその成立事情がいささか異なる。これまでは比較的短期間のうちにあるひとつのテーマに沿って書きすすめ、書き了え、それを一著と成してきたが、…
1998年4月、書肆山田から刊行された林浩平(1954~)の第2詩集。装幀は菊地信義(1943~)。 目次 冬の日 Subwayにて 亡骸の運河 花ざかりの銀河で 冬の午後の別れ 美しいひと 光の揺れる庭でⅠ 光の揺れる庭でⅡ うすみどりの町でⅠ うすみどりの町でⅡ 海の百…
1988年11月、思潮社から刊行された吉田文憲(1947~)の第4詩集。装幀は田代しんぺい。 目次 月の日に (死後に……) (泣きだした夜、) (生きたまま、) 月の日に 遭難 (生きよ、と促されるたびに) (のこる日々……) 遭難 滞在 うら、ほ、 二つの時間 (…