高橋順子
2019年11月、デコから刊行された高橋順子の第13詩集。装幀は菊地敦己。 単行詩集としてはこれが十三冊目となります。 初出紙誌は第I章が「森羅」「櫻尺」「花椿」「葡萄」「山梨日日新聞」「歴程」「短歌往来」「抒情文芸」、第Ⅱ章はデコ編集制作による健康…
2008年12月、書肆山田から刊行された高橋順子のエッセイ集。写真は本橋成一、装幀は菊地信義、本文レイアウトは中村鐵太郎。 目次 一 序に替えて 真間の手児奈 二 東歌 三 東歌を歩く 葛飾早稲 多摩川の水 伊香保風 多胡の碑 海上潟へ 埼玉の船 筑波山の嬥歌…
2006年10月、世界文化社から刊行された高橋順子のエッセイ集。カバー表は津軽ごきん刺し、撮影は藤森武。帯画は田村嘉野、装幀は長谷川徹。 目次 Ⅰ 折節の記 春 詩的生活 三月豆 イワシとメダカ 泣くに泣けないときに 連れ合い考 柳川のどんこ舟 したがう耳 …
1991年10月、書肆山田から刊行された高橋順子の評論集。装幀は青山杳。 詩書を刊行していた出版社に十三年ほど勤務していた関係で、何人もの素晴らしい詩人たちにお目にかかることができ、詩集成立の現場に、わくわくしながら立ち会うことのできるという特権…
2009年2月、三省堂から刊行された現代詩入門書。編集は小池昌代(1959~)、林浩平(1954~)、吉田文憲(1947~)。収録詩篇の朗読CD付き。編集協力は用松美穂、表紙写真は土屋文護、組版・装幀は㈲オーポン 五味崇宏、スタジオ録音は2008年8月~9月。作品…
1993年9月、書肆山田から刊行された高橋順子(1944~)の第5詩集。装幀は亜令。 目次 山ゆり 自然のように あなたとは 沢ガニ 木下を 紐1 普通の女 からまつ林 舌平目 セミ 四行詩の風景 雪 彼岸花 大きな海 はじめてのパリ 野鳥の森公園にて 雪景色 はじめ…
1977年9月、牧神社から刊行された高橋順子(1944~)の第1詩集。 目次 解説にかえて 清水康雄 Ⅰ 星の軋み 花と鳥の話 夢 オレンジとレモン りんごのようなこころ 道路の頸飾り つゆくさ 銀砂 夏の終り 夜空の色をしたコート 空の紙片 お芝居のあと 青い魚 空…
1991年8月、書肆山田から刊行されたハンス・アルプ(ジャン・アルプ)(1886~1966)の訳詩集。翻訳は高橋順子(1944~)。装幀は亜令。 目次 夢の船長航海日誌 あなたはだれ 歩きまわってこのかた きみはしばしばかれだ ああ ノン ぼくはこう思う ものたち …
1990年12月、花神社から刊行された杉尾優衣(1972~1988)の遺稿詩集。解説は高橋順子。 目次 風に吹かれて 夢想家の夜 枯葉の道1 枯葉の道2 枯葉の道3 枯葉の道4 枯葉の道5 電話 木がまぶしい 私の手 音信 もようがえをする 夜 ボサノバ キンモクセイ…
1996年12月、書肆山田から刊行された、高橋順子(1944)の詩集成。『海まで』(1977)、『凪』(1981)、『花まいらせず』(1986)、『幸福な葉っぱ』(1990)、『普通の女』(1993)、『時の雨』(1996)から構成。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検…
1996年11月、青土社から刊行された高橋順子(1944~)の第7詩集。第48回読売文学賞受賞。 晩い結婚の二年四ヵ月後、連れ合いが強迫神経症を発病しました。原因はさまざまなことが考えられましたが、四六時中側にいる私という存在を、その一つの目から外すわ…
2000年、ふらんす堂から発行された高橋順子の第8詩集。 川にたとえれば、この本の本流を形成しているのは、一九九七年六月二十二日から八月十七日までの「朝日新聞」日曜版に、「川のことば」として十回連載したものです。私は荒波の押し寄せる海辺で育ちま…