弓田弓子

灰色の犬 弓田弓子詩集

2008年10月、横浜詩人会から刊行された弓田弓子(1939~)の詩集。横浜詩人会第6次ネプチューンシリーズ14。刊行時の著者の住所は横浜市磯子区。 目次 横浜着 S駅 ジャックとベテイ サヨウナラカイヌシサン 二〇〇一年九月十一日のメモ ひとりぼっち 四角い…

夜店 弓田弓子詩集

1985年10月、ワニ・プロダクションから刊行された弓田弓子の詩集。 目次 虫ら、 夜店 首巻き 起重機 終電車 針金 霧 小鳥 花壇 病室 玩具 時計 銀紙 父 变装 腸詰 腸誌 かたつむり ナイフ 男 静物 古池 Mに对して 道具屋 借家 雨期 秒 他人 野ばら 泣< どこ…

追悼への混乱 弓田弓子詩集

1976年7月、私家版として刊行された弓田弓子(1939~)の第1詩集。刊行時の著者の住所は横浜市磯子区。 「華」と言う女性ばかりの同人雑誌があった。私は「華」の同人であった。 作品としての自覚もなく、詩を書く仲間がいなくなった「華」の中で、壁に身を…

ペリカン 弓田弓子詩集

1979年5月、山脈会から刊行された弓田弓子(1939~)の第3詩集。装画は久保田昭三。山脈叢書13。横浜詩人会会員。刊行時の著者の住所は横浜市磯子区。 目次 二匹の犬 ペリカン 命名 飼育 いちにちじゅう s 鳥たち ; わめく 季節 冬の夜 野原 家庭 犬大国 三…

だからって 弓田弓子詩集

1993年1月、横浜詩人会から刊行された弓田弓子(1939~)の第13詩集。 目次 やい、人間 ふみきり わーんわーん カタツムリ人 舌 いたむ 婆 霊的 午前二時五分前 フフ。 親子連れ 死に行くたまごは だからって Mさんから電話があった日 やがて森が無くなり指…

宇宙の寝室 弓田弓子詩集

1991年8月、ワニ・プロダクションから刊行された弓田弓子(1939~)の第12詩集。 目次 虫の生殖が終わった日 病床 愛猫 地上に 私は鼠さ Cについて 蜘蛛手 からだが 恐竜 スキャンダル犬 鱗 へびへびびびびび 死骸 落下 死産 田園より 匙 夢の掌 海浜レスト…

大連 弓田弓子詩集

1988年12月、ワニ・プロダクションから刊行された弓田弓子の第11詩集。第39回H氏賞候補作品。第22回小熊秀雄受賞作品。 私が大連(現在の中華人民共和国大旅市)にいたのは、昭和十四年初夏から昭和二十二年一月迄でした。零歳から八歳の私の記憶は当時の身…

弓田弓子詩集 弓田弓子

1988年10月、近文社から刊行された弓田弓子(1939~)の第10詩集。日本詩人叢書71。 目次 北の病室 悪い月 父・物語 焼けない 上海の子犬 大田区馬込町で ベレー帽 廊下 菜園 背広は、 握手 最後の言葉 草 弔事 日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

火傷 弓田弓子詩集

1985年3月、近文社から刊行された弓田弓子(1939~)の第7詩集。 目次 芽 四月 恐竜 細胞 乗客 あの、バタリバタリ 午前十時三〇分 ともらい 北 煙突 悔やむ 水 夕焼け とじまり 友人 火傷 死因 花 一九八二年四月三十日 宝石 買物 梅 亡魂 いのち 魚 観察 …

象牙の里 弓田弓子詩集

1983年4月、横浜詩人会から刊行された弓田弓子(1939~)の第6詩集。装幀は堀場貞男。 昨年母を亡くしたせいでしょうか、近頃、死後の世界の有無について考えることがあります。毎晩、茶の間でいっしょにテレビを観ていた人の、肉体だけが消えているのですか…