直木賞
1974年9月、文藝春秋から刊行された藤沢周平(1927~1997)の短編小説集。表題作は第69回直木賞受賞作品。 目次 黒い縄 暗殺の年輪 ただ一撃 溟(くら)い海 囮 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1966年3月、文藝春秋から刊行された千葉治平(1921~1991)の長編小説。撮影は小野幹。装幀は鉄指公蔵。第54回直木賞受賞作品。刊行時の職業は東北電力秋田支店電力通信施設の工事及び保守。 今から二十年ほど前のこと、ある日本兵が中国の洞庭湖畔の農村で…
1963年4月、二見書房から刊行された佐藤得二(1899~1970)の長編小説。装幀は三枝正子。第49回直木賞受賞作品。著者は岩手県生まれの哲学者。右画像は新装版。 「葉山にお宅のご親戚がいますよ」 と、不意に語りかけたのは、読売新聞の集金人である。むかし…
1954年12月、現代社から刊行された邱永漢(1924~2012)の長編小説。題字は佐藤春夫。装幀は福井啓一。「香港」は第三部にあたる。第32回直木賞候補作品。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1965年9月、文藝春秋新社から刊行された藤井重夫の短編小説集。表題作は第53回直木賞受賞作品。装幀は田村孝之介。 ここに収めた四つの作品は、発表順が、 『風土』「新潮」26年2月号 『世染』「文学十人」23年6月創刊号 『善界』(「文学十人」23年2月第三号…
1954年7月、俳句研究社から刊行された石川桂郎の創作集。表紙画は粛粲宝、題字は木津静一。表題作は第32回直木賞候補作。 目次 序 久保田万太郎 妻の温泉 雪の夜 夢 花冷え 年玉稼ぎ ハナクラゲ 鶴川日記 ロケーション 千松 卒業歌 鶇 ひと夜 二重橋 九合五…
1949年5月、日比谷出版社から刊行された菊岡久利(1909~1970)の短編小説集。校正は緒方昇、写真は池田克巳。装画は東郷青児、装幀は青山二郎。表題作は第21回直木賞候補作。 これが私の、最初の小説の本だ。私の最初の小説の本のために、まるで祝祭のやう…
1936年1月、改造社から刊行された獅子文六(1893~1969)の随筆集。第2回直木賞候補作品。 目次 ・讀物 西洋變豪傅 半處女物語 半貴婦人物語 牛肉屋・ドン・ジュアン 血と泥濘の事件 フオリイ・ベルジヱール潜入記 立見席の女 諷刺小説 久里岬土産 金髪日本…
1959年12月、八雲書店から刊行された藤井千鶴子(1909~1991)の長編小説。第42回直木賞候補作。「明らかに文学作品だが直木賞には無関係と思った。」(源氏鶏太)」、「その描写から女性心理からひどく変っているところをとるが、やはりよみにくい。俳句を…
1955年4月、新潮社から刊行された梅作春生(1915~1965)の短編小説集。「ボロ家の春秋」は第32回直木賞受賞作品。昭和名作選8。シリーズ装幀は山田申吾(1908~1977)。 目次 ボロ家の春秋 春の月 Sの背中 空の下 輪唱 飢ゑの季節 日の果て 解說 神西淸 ND…