芥川賞候補

骨川に行く 森内俊雄

1971年7月、新潮社から刊行された森内俊雄(1936~)の短編小説集。装幀は赤坂三好。「<傷>」は第64回、「骨川に行く」は第65回芥川賞候補作品。 目次 春の疾走 <傷> 影の海 骨川に行く NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

黒い爪 岡葉子

1959年12月、第二書房から刊行された岡葉子(1908~)の長編小説。装画は島珠実。第36回芥川賞候補作品。著者は福島県生まれ、刊行時の住所は足立区梅田町。 目次 第一部 黒い爪 第二部 雪の爪 第三部 地の爪 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で…

杉苔の下の蟻 田内初義

1972年3月、二見書房から刊行された田内初義(1934~)の短編小説集。表紙は佐藤照雄。「類人猿」は第39回芥川賞候補作品。 目次 序 なだいなだ 杉苔の下の蟻 永遠に放つ 類人猿(弟) 類人猿(兄) 罠 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検…

羽田浦地図 小関智弘

1982年9月、文藝春秋から刊行された小関智弘(1933~)の短編小説集。装幀は高羅隆彦。表題作は第82回、「祀る町」が第85回芥川賞候補、「錆色の町」は第78回直木賞候補作品。 目次 雀のくる工場 錆色の町 羽田浦地図 祀る町 NDLで検索Amazonで検索日本の古…

こころの匂い 寺久保友哉

1977年8月、文藝春秋から刊行された寺久保友哉(1937~1999)の短編小説集。装幀は山田礼二。著者は東京生まれ、刊行時の職業は精神科医師。「棄小舟」は第75回、「陽ざかりの道」は第76回、「こころの匂い」は第77回芥川賞候補作品。北海道大学医学部在学中…

よしわら 鈴木弘樹

2002年4月、新潮社から刊行された鈴木弘樹の第1著作集。装幀は池田進吾。第33回新潮新人賞受賞、第126回芥川賞候補作品。 目次 よしわら NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

渇水 河林満

1990年8月、文藝春秋から刊行された河林満(1950~2008)の著作集。装幀は司修。表題作は第70回文學界新人賞受賞作品、第103回芥川葬候補作品。 目次 渇水 海辺のひかり 千年の通夜 金棺出現 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

刻を曳く 後藤みな子

1972年8月、河出書房新社から刊行された後藤みな子(1936~)の短編小説集。表題作は1972年度文藝賞受賞作品、第66回芥川賞候補。「三本の釘の重さ」は第67回芥川賞候補作品。装幀は野中ユリ。 目次 刻を曳く 三本の釘の重さ 炭塵のふる町 あとがき NDLで検…

秘密 多田尋子

1993年3月、講談社から刊行された多田尋子(1932~)の短編小説集。装画は脇田和、装幀は中島かほる。「毀れた絵具箱」は第106回芥川賞候補作品。 目次 毀れた絵具箱 遠い華燭 雑踏 秘密 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

体温 多田尋子

1992年3月、講談社から刊行された多田尋子(1932~)の短編小説集。装画は島田鮎子、装幀は中島かほる。「体温」は第105回芥川賞候補作品。 多田尋子氏の「体温」に強く惹かれた。ここには、八年前に夫を失ってから孤闇を守りつづけている三十も半ばを過ぎた…

臆病な成就 多田尋子

1990年8月、福武書店から刊行された多田尋子(1932~)の短編小説集。写真は瀬尾明男、装幀は菊地信義。「白蛇の家」は第102回芥川賞候補作品。 この小説から読者は明らかにいまの現実感、そういうほかない、奇妙なリアリティーを受けとる。その理由はたぶん…

裔の子 多田尋子

1989年9月、福武書店から刊行された多田尋子の短編小説集。装画は小山進、装幀は菊地信義。「裔の子」は第101回芥川賞候補作品。 目次 裔の子 殯笛 夢の巣 凪 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

単身者たち 多田尋子

1989年2月、福武書店から刊行された多田尋子の短編小説集。「白い部屋」は第96回、「単身者たち」は第100回芥川賞候補作品。 目次 単身者たち 白い部屋 夫婦 卒業展 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

体温 多田尋子小説集

2019年10月、書肆汽水域から刊行された多田尋子(1932~)の選集。カバー写真は馬場磨貴、装幀は中原摩耶。付録栞は、大塚真祐子、八木寧子、北田博光による「あなたの温もり、あなたとの距離」。 目次 体温 秘密 単身者たち あとがき NDLで検索Amazonで検索

すばらしい空 佐江衆一

1969年7月、新潮社から刊行された佐江衆一(1931~)の第1著作集。「素晴らしい空」は第51回、「風」は第58回、「青年よ、大志をいだこう」は第61回芥川賞候補作品。 目次 背 すばらしい空 元気でね… 無邪気な兇器 丘 風 青年よ、大志を抱こう NDLで検索Amaz…

裔の子 多田尋子

1989年9月、福武書店から刊行された多田尋子(1932~)の短編小説集。表題作は第101回芥川賞候補作品。 目次 裔の子 殯笛 夢の巣 凪 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

居た場所 高山羽根子

2019年1月、河出書房新社から刊行された高山羽根子(1975~)の第3著作集。装幀は佐藤亜沙美。第160回芥川賞候補作品。 目次 居た場所 蝦蟇雨 リアリティ・ショウ NDLで検索Amazonで検索

蕃婦ロポウの話 坂口䙥子

1961年4月、大和出版から刊行された坂口䙥子(1914~2007)の短編小説集。装幀は岩尾秀樹。表題作は第44回芥川賞候補作品。 目次 蕃婦ロポウの話 蕃地のイヴ 蕃地 タダオ・モーナの死 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

陸橋からの眺め 中村昌義

1979年7月、河出書房新社から刊行された中村昌義の短編小説集。装幀は司修。第30回芸術選奨文部大臣新人賞受賞作品。「出立の冬」は第78回、「陸橋からの眺め」は第80回芥川賞候補作品。 目次 出立の冬 淵の声 陸橋からの眺め NDLで検索Amazonで検索日本の古…

静かな日 中村昌義

1977年1月、河出書房新社から刊行された中村昌義(1931~1985)の短編小説集。装幀は司修。表題作は第76回芥川賞候補作品。 目次 静かな日 うずくまる闇 走る日 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

黄色い娼婦 森万紀子

1971年9月、文藝春秋から刊行された森万紀子(1934~1992)の短篇集。装幀は司修。表題作は第65回芥川賞候補作品。 目次 黄色い娼婦 日曜日 人の立つ橋 残骸の町 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

聖水 青来有一

2001年2月、文藝春秋から刊行された青来有一の第1著作集。写真は鈴木理策、装幀は石崎健太郎。「ジェロニモの十字架」は第80回文學界新人賞受賞、第113回芥川賞候補作品。「泥海の兄弟」は第116回芥川賞候補作品。「信長の守護神」は第121回芥川賞候補作品。…

スターバト・マーテル 桐山襲

1986年7月、河出書房新社から刊行された桐山襲の短編小説集。装幀は戸田ツトム、写真は立花義臣。第91回芥川賞候補作品。 目次 スターバト・マーテル 旅芸人 地下鉄の昭和 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

蕃社の譜 坂口䙥子

1978年3月、コルベ出版社から刊行された坂口䙥子(1914~2007)作品集。装幀は北村隆太。「蕃地」は第3回新潮社文学賞受賞作品、「蕃婦ロポウの話」は第44回芥川賞候補作品。 目次 序 「鄭一家」の作者 尾崎秀樹 蕃地 蕃地のイヴ ダダオ・モーナの死 ビッキ…

家畜小屋 池田得太郎

1959年2月、中央公論社から刊行された池田得太郎(1936~)の短編小説集。表題作は第40回芥川賞候補作品。 目次 家畜小屋 鶏の脚 女神像 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

神楽坂 矢田津世子

1936年12月、改造社から刊行された矢田津世子(1907~1944)の短篇集。表題作は第3回芥川賞候補作品。 目次 父 蔓草 神楽坂 弟 旅役者の妻より 秋扇 桐村家の母 女心拾遺 やどかり NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

古本小説集 埴原一亟 山本善行撰

2017年8月、夏葉社から刊行された埴原一亟の選集。撰者は山本善行。 「日本近代文学大事典」で、埴原一(はにはら・いちじょう)を調べてみると、浅野洋氏によって、以下のように紹介されていた。 小説家。山梨県生れ。実家は宿場本陣の家がらだが、大正元年春…

故郷の岸 譲原昌子

1985年3月、同成社から刊行された譲原昌子(1911~1949)の短編小説集。扉画は大谷静子。表題作は第17回芥川賞候補作品。 目次 故郷の岸 芥水 泉 朝鮮ヤキ 死なない蛸 雪明り 萩すゝき 感想 真岡炎上記 泣けぬ心 蟹の悲劇 北濱 淡雪 母と私のこと 研究資料 …

雪迎え 岩森道子

2006年11月、発表社から刊行された岩森道子(1935~)の第2著作集。「雪迎え」は第18回九州芸術祭文学賞最優秀作、第1回三島由紀夫賞候補、第99回芥川賞候補、「噴水のむこうの風景」は第1回草枕文学賞受賞。装丁は土田恵子。 昭和63年、岩森道子が私たちの…

埴原一亟創作集

1968年7月、文芸復興社から刊行された埴原一亟(1907~1979)の選集。収録作のうち「店員」は第12回(1940)芥川賞候補、「下職人」は第13回(1941)芥川賞候補、「翌檜」は第16回(1942)芥川賞候補。 目次 ある引揚げ者の生活 塵埃 生活の出発 店員 城のか…