四季派

司祭館 野村英夫詩集

1970年2月、冬至書房から復刊された野村英夫(1917~1948)の自筆詩集。付録栞は小川和佑「『司祭館』ノートについて」。 目次 Ⅰ 高い窓から光のⅡ 白く透けた硝戸にはⅢ いつもカナリアの鳴いてゐるⅣ いつも司祭館の戸口をⅤ テーブルの上にはⅥ マリアの祝日は…

散ル木ノ葉 小山正孝詩集

1968年4月、思潮社から刊行された小山正孝(1916~2002)の第4詩集。装幀は駒井哲郎。 目次 四重奏 散ル木ノ葉 1つきはなせば 2両手を 3雪の山が 散ル木ノ葉 1彼はゆつくりと 2一本の木を 3男ばかりで 散ル木ノ葉 1彼ハコップヲ 2五発ノ弾丸ヲ 3緑…

夜半の声 大木実詩集

1976年2月、潮流社から刊行された大木実の第11詩集。 前詩集「冬の仕度」以後四年間に書いたものをここに集めた。私の十一冊目の詩集ということになる。詩を書いて四十年、――私の書くものは狭いわたくしごとである。儚く寂しい。「夜半の声」を「四季」に出…

詩人薄命 小山正孝

2004年12月、潮流社から刊行された小山正孝(1916~2002)の随筆集。扉絵は福井一。 目次 Ⅰ 回想の堀辰雄 思ひ出 断片 堀辰雄と『四季』 堀さんの指 堀さんのこと Ⅱ 立原道造のいる風景 立原道造全集第一巻 詩集 永遠に生きる立原道造 雑談泥まみれ―角川版『…

山居乱信 小山正孝詩集

1986年5月、潮流社から刊行された小山正孝(1916~2002)の第7詩集。装幀は駒井哲郎。 目次 山居乱信 カバン 頓死 夕方の田園調布 夕方の九品仏 帰国後の雑詠四篇 悼亡詩 透明遊戯 ある体験 累卵 山居乱信 山居乱信 山居乱信 山居乱信 チョビ髭 秒針 モーニ…