このブログについて

bookface=本の顔=表紙=書影=装幀=装丁=装釘=装本=装画。所有している本や新たに購入した本の備忘録。新刊本よりも墓石化している古書が多い。感想文を書くことがあるかもしれないが、基本的には表紙(裸本の場合は扉)と目次と書誌情報。第○詩集とい…

神戸の詩人たち 戦後詩集成 君本昌久・安水稔和編

1984年7月、神戸新聞出版センターから刊行された神戸詩人アンソロジー。編者は君本昌久と安水稔和。 『一〇〇年の詩集――兵庫・神戸・詩人の歩み』が蜘蛛編集グループ(中村隆・君本昌久・伊勢田史郎・安水稔和)によって刊行されたのは一九六七年(昭和四十二年…

紅茶キノコによせる恋唄 暮尾淳詩集

1994年7月、青蛾書房から刊行された暮尾淳(1939~2020)の第3詩集。装幀は石川勝。著者は札幌市生まれ、刊行時の住所は中野区新井。 わたしは、どうやら自分の精神の安定のために詩を書いているようだ。酒でもよいのだろうが、最近はひどく疲れてしまう。 …

陽射しのかげ 森沢友日子詩集

1996年12月、雪豹社から刊行された森沢友日子の第4詩集。 目次 空 駅 家出 生涯 通せんぼ 観客席で座っていた 小鳥 生命 夏の子供 刑務所の道 迷子 庭の隅 絵の時間 日曜日 感傷 飴 境界 やさしい景色 共生 足の裏のおじぎ 一生の袋 うまいこんにゃく 仲よし…

迷乱の果てに 評伝 大手拓次 関口彰

1985年11月、私家版として刊行された関口彰(1945~)による詩人・大手拓次の評伝。装画は斎藤カオル。刊行時の著者の住所は千葉県印旛郡、職業は私立高校教諭。 目次 魔性 詩壇 象徴主義 ボードレールと拓次 詩集『藍色の蟇』について 詩と性と 拓次のエロ…

狸のいくさ 浅野明信詩集

1964年7月、思潮社から刊行された浅野明信(1933~)の第4詩集。装幀は小松慶司郎。著者は室蘭生まれ。刊行時の住所は夕張市。 目次 1狸のいくさ 狸のいくさ 狸の悩み 蟹股 樏 狸御殿 姫の声 百姓の声 じじの声 ●狸とマスコミ 2樹氷 樹氷の炭山で 本物の家…

夏みかん酸つぱしいまさら純潔など 鈴木しづ子句集

2009年8月、河出書房新社から刊行された鈴木しづ子(1919~)の歌集。『春雷』(1946)と『指環』(1952)の合本。著者は神田生まれ。 目次 ・句集 春雷 序 松村巨湫 春雷 跋にかえて 鈴木しづ子 ・句集 指環 序 古谷綱武 指環 きづつく玻璃 春たつまき 明星…

丘の秋 國井克彦初期詩篇

1996年2月、ミッドナイト・プレスから刊行された國井克彦(1938~)の第10詩集。著者は台湾基隆生まれ、刊行時の著者の住所は葛飾区新小岩。 目次 眠られぬ夜には 冬の夜の誘惑的な一點景 佐原はいい所だ。 真夜中の歌 遠い汽車の汽笛に 放課後の思い 灰色の…

一握の玻璃 西條八十詩集

1947年6月、雄鷄社から刊行された西條八十(1892~1970)の第4詩集。画像は裸本。 目次 一握の玻璃 一握の玻璃 述懷 斷章 狼 牡牛の夜 逸出 秋望 或問題に關して ここに PARSPROTOTO 青き花など 軍歌 珠玉の歌 水仙 ここち惡しき濱邊 餘燼 蝶と氷と シュプレ…

採訪記 時里二郎詩集

1988年7月、湯川書房から刊行された時里二郎(1952~)の第2詩集。第39回H氏賞候補作品。 本書には当初、その表題となった「採訪記」なる作品が書かれるはずであった。非在の植物・昆虫・鉱物・地誌・人物を採集、探訪するそれぞれの男たちの五つの遍歴譚で…

棘のある休息 坂井信夫詩集

1978年12月、笠間書院から刊行された坂井信夫(1941~)の第4詩集。表紙は小谷智昭。著者は新京生まれ、刊行時の住所は横浜市港北区篠原町。「あぽりあ」同人。 目次 ・サーカス詩篇 綱渡りⅠ ジンタ ピエロⅠ 猛獣使い 綱渡りⅡ 空中ブランコⅠ 手品師 空中ブラ…

暦 壺井栄

1940年3月、新潮社から刊行された壺井栄(1899~1967)の短編小説集。装幀は松山文雄。 目次 暦 桃栗三年 大根の葉 風車 赤いスラッキ 廊下 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

泉谷明詩集

1972年4月、津軽書房から刊行された泉谷明(1938~2020)の詩集。カットは泉谷三男。 この本は、今までに出した二冊の詩集、『噴きあげる熱い桃色の鳥』(一九六六年津軽書房)『ぼくら生存のひらひら』(一九六八年津軽書房)を一冊にまとめたものです。 生きて…

土佐湾 堀内豊詩集

1970年4月、杓田文庫から刊行された堀内豊の詩集。装幀・装画は大野龍夫。刊行時の著者の住所は高知市上町。 目次 鄉愁 無言歌 憂愁記 無涯 秋 1 秋 2 地平線 無為 わが出生譜 覚書 夜沈々 暗夜 思うこと多く 鶴 理解 夕景のなかⅠ 〃 Ⅱ 乾いた歳月 うみやま…

感情草紙 高山擁子

1980年2月、青葉出版社から刊行された高山擁子の随筆集。 茶道の茶の湯は一度沸騰させた湯に水を差し、少し抑えてから使います。同じ温度でも沸かす途中の湯ではいけないのです。 文章を書くことも、俳句を書くことも同じで、一度は心の中で沸騰をみなければ…

植民市の地形 1984-89 阿部日奈子詩集

1989年9月、七月堂から刊行された阿部日奈子(1953~)の第1詩集。第1回歴程新鋭賞受賞作品。著者は東京生まれ。 目次 prologue 遷都 αποικίας τινος η τοποθεσία 園遊会 薔薇ホテル 形代 「石の花」 避病院 replica 聖堂の処女 家庭教師 蜜月 水葬 大陸日記…

飛礫の歌 新谷ひろし句集

1964年2月、青森俳句会から刊行された新谷ひろし(1930~2020)の第1句集。暖鳥文庫5。 青森俳句会機関誌で同人誌の「暖鳥」を編集してからまもなく十年になろうとしている。その間いろんなことがあったことはいうまでせないが、この一月号が二百号であった…

三太郎 伊藤永之介

1959年6月、東洋文化協会から刊行された伊藤永之介(1903~1959)の短編小説集。 この本の中の「權犬」という作品は、いつも農村ばかり書いている私としては例外のものであるが、昨今南極観測隊が脚光を浴びているからと言って取材したものではない。 これは…

生命の樹 高見順

1958年12月、講談社から刊行された高見順(1907~1965)の長編小説。装幀は森田元子、題字は直木久蓉。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

澱循環 橡木弘詩集

1984年8月、北奥舎から刊行された橡木弘の第1詩集。装幀は著者(村上善男)。橡木弘は、前衛美術家・村上善男(1933~2006)のペンネーム。 目次 1 澱循環 ラベル 白夜 通風速計 通風譚 2 肴町天神町小景 海豚 卍 注射針の現在 3 河口風景 津軽鉄道 臨時…

山桜 伊藤永之介

1956年3月、河出書房から刊行された伊藤永之介(1903~1959)の短編小説集。装幀は福田豊四郎。河出新書。 この本に収めたのは、今も書きつづけている「警察日記」のシリーズとは違った系統の、私の最近の一年あまりの間にものした作品であるが、こうして並…

いやな感じ 高見順

1963年7月、文藝春秋新社から刊行された高見順(1907~1965)の長編小説。 目次 第一章 その一 魔窟の女 その二 支那浪人 その三 黄色い血 その四 コップの液体 その五 砂むぐり その六 思想落後 その七 若い不能 第二章 その一 投爆者 その二 京城の猫 その…

碇星 吉村昭

1999年2月、中央公論新社から刊行された吉村昭(1927~2006)の短編小説集。装幀は中島かほる、写真はPANA通信社、世界文化フォト。 目次 飲み友達 喫煙コーナー 花火 受話器 牛乳瓶 寒牡丹 光る干潟 碇星 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索…

組詩 多摩川の凱歌 決壊水害と裁判のてんまつ 土井大助詩集

2001年8月、新日本出版社から刊行された土井大助(1927~2014)の詩集。カバー装画は宮本和郎。著者は鶴岡市生まれ。元多摩川水害訴訟原告団事務局長。 目次 はじめに 川 平凡な日常 あの日曜日 胸騒ぎ 位牌とスヌーピー 転落の情景 秋天薄情 隣人 岸辺のア…

三面鏡 高見順

1959年7月、中央公論社から刊行された高見順(1907~1965)の長編小説。装幀は風間完。 目次 第一章 天地否 孤影 猛獣使い 変転 彼女の心 亀裂 第二章 古い手紙 水ボール 夜の事故 二人の少年 第二の亀裂 第三章 「お可哀そうに」 日かげの道 月下氷人 悪逆…

見えない橋 吉村昭

2002年7月、文藝春秋から刊行された吉村昭(1927~2006)の短編小説集。装画は手塚雄二、装幀は関口聖司。 目次 見えない橋 都会 漁火 消えた町 夜光虫 時間 夜の道 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

長い川のある国 多田智満子詩集

2000年8月、書肆山田から刊行された多田智満子(1930~2003)の第13詩集。装幀は吉野史門。 目次 川 源 時 砂 流 扇 系 岸 船 冥 像 跡 封 棺 埋 鳥 風 血 氾 遊 宴 顎 主 甍 針 空 曙 日 又 魂 樹 刻 字 回 井 踏 塩 停 紗 豆 食 泡 NDLで検索Amazonで検索…

流木 高見順

1937年12月、竹村書房から刊行された高見順(1907~1965)の短編小説集。 目次 花々の下 ある二人 前後 筋向ひの親子 美しい人 喧嘩戀愛 冬の花 不精鬚 落葉 十二號室 流木 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

山崎富栄の生涯 長篠康一郎

1967年9月、大光社から刊行された長篠康一郎(1926~2007)による山崎富栄(1919~1948)の評伝。刊行時の著者の職業は雅叙園勤務。 山崎富栄が自らその若き生命を玉川上水に投じてから、もう二十年に近くなります。この間、太宰治の作品は年毎に多くの若人…

受胎告知 圓子哲雄詩集

1973年5月、思潮社から刊行された圓子哲雄(1930~)の第1詩集。装幀は石橋宏一郎。刊行時の著者の住所は青森県八戸市、職業は県立農業高校教諭。「朔」編集同人。朔叢書第1集。 目次 受胎告知 満月 生誕 産声 若い母親 子守歌 春 朝 一日 谺 落日 父子 シャ…