このブログについて

bookface=本の顔=表紙=書影=装幀=装丁=装釘=装本=装画。所有している本や新たに購入した本の備忘録。新刊本よりも墓石化している古書が多い。感想文を書くことがあるかもしれないが、基本的には表紙(裸本の場合は扉)と目次と書誌情報。第○詩集とい…

林檎蜂起 橡木弘詩集

1986年3月、北奥舎から刊行された橡木弘(とちぎひろし)の第2詩集。橡木弘は、前衛美術家・村上善男(1933~2006)のペンネーム。 目次 Ⅰ パブロフの猫 鰯 氷温 錘 錆 Ⅱ 夢路 扇状地 透視 卍町桝形 花粉頌 巡禮 Ⅲ 現況(林檎考のうち) 症状(林檎考のうち…

ぜぴゅろす 杉山平一詩集

1977年6月、潮流社から刊行された杉山平一(1914~2012)の詩集。 この詩集を出すおすすめを頂いたのが、永年敬愛した友人田所太郎氏の自決死に心痛めていたときであった。そういえば、彼が、私の作品などほめたこともなかったのに、めずらしく私の「また、…

子実体日記 だれのすみかでもない 彦坂美喜子詩集

2019年2月、思潮社から刊行された彦坂美貴子の詩集。装幀は高林昭太。付録栞は倉橋健一「口語自由律のあらたな地平へ――今はただその混沌こそ凝視」、北川透「ポリフォニーのこだま――彦坂美喜子『子実体日記』随感」。 何かを分類し体系づけようとするときに…

ペリカン 弓田弓子詩集

1979年5月、山脈会から刊行された弓田弓子(1939~)の第3詩集。装画は久保田昭三。山脈叢書13。横浜詩人会会員。刊行時の著者の住所は横浜市磯子区。 目次 二匹の犬 ペリカン 命名 飼育 いちにちじゅう s 鳥たち ; わめく 季節 冬の夜 野原 家庭 犬大国 三…

中村隆全詩集 中村隆文責任編集

2001年6月、澪標から刊行された中村隆(1927~1989)の詩集。編集は中村隆文。装幀は倉本修。 目次 詩集『不在の証』全篇・不在の証・他3篇 不在の証 告発者 暗い声に われわれはなにを得たか ・砕ける日々・他5篇 砕ける日々 火の眼 渇いた薔薇 リラと薔薇 …

月と頭蓋 大橋千晶詩集

1998年5月、書肆山田から刊行された大橋千晶の詩集。装画は岡安歌子。 目次 海月 月と頭蓋 水と風によせる断章 ゆりかもめのように 驟雨のなかを 曼珠沙華 幼年・素描 その部屋の窓から 水草につつまれて そのドア 小さな灯りのように 小さな風 おしえて あ…

学校へきた背後霊 岩本敏男/宮崎耕平

1992年5月、PHP研究所から刊行された岩本敏男(1927~)の児童書。絵は宮崎耕平。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

りすん 諏訪哲史

2008年4月、講談社から刊行された諏訪哲史(1969~)の長編小説。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

白い地図 青山雨子詩集

2011年10月、書肆山田から刊行された青山雨子(1961~)の第3詩集。装幀は青山咲子。著者は福井県武生市生まれ、刊行時の住所は福井県鯖江市。 目次 浜辺 ろう燭 廃屋 口のなか 朝 バスルーム 足跡 爪楊枝 白い地図 馬車で NDLで検索Amazonで検索

笑う町 秋山喜久江詩集

1985年2月、花神社から刊行された秋山喜久江の第1詩集。装画は新井豊美。 詩稿を見せていただくときに、秋山喜久江さんと初対面した。 「何をなさっているのですか」 訊ねてみた。一度もらったお手紙からしたら、「詩を書いています」ということばが返ってき…

感傷旅行 吉野弘詩集

1971年7月、葡萄社から刊行された吉野弘(1926~2014)の第4詩集。装幀は平野甲賀。著者は酒田市生まれ。 詩集や詩誌を「あとがき」から読むという人が、意外に多いようだ。私なども、その一人なので、本来ならば、そういう読者の期待におこたえしなければな…

詩の自立 批評&エッセイ 國井克彦

1990年6月、ミッドナイト・プレスから刊行された國井克彦(1938~)の詩論エッセイ集。著者は台湾台北生まれ。 目次 改行の意味<詩の自立> 雑音にかき消されない静かな声 青春の墓碑銘 人生の内側 「花幻想」 六〇年代直前のころ 青森の人の力 土佐日記私…

日時計 宇佐美敦子詩集

1978年11月、詩学社から刊行された宇佐美敦子の第2詩集。地球同人。刊行時の著者の住所は柏市光ケ丘団地。 漸く二冊目の詩集ができました。私が、詩を纏める気持になりましたのは、偏に石原吉郎先生の御励ましによるものです。御自身の厳しい生き方で、足ど…

続・詩人のポケット ちょっと私的な詩人論 小笠原眞

2020年2月、ふらんす堂から刊行された小笠原眞の評論集。装幀は君嶋真理子。 目次 危ない綱渡りに挑み続ける中島悦子の世界 常に死を覚悟した会田綱雄の詩 悪魔祓いの詩人粕谷栄市の願い 花鳥風月よりも「人」を愛したソネット詩人小山正孝 イノセントで誠実…

閉ざされた沈黙 河崎征俊詩集

1976年3月、朝日出版社から刊行された河崎征俊(1944~)の第1詩集。著者は千葉県生まれ、刊行時の職業は大学講師、住所は杉並区成田東。 目次 1 変容 2 昼の想い 3 断章 4 別れ 5 幸福とは何 6 君を理解できる者は 7 雨が暗闇につつまれて 8 秋風に 9 夢を…

フーガ Fuga 伊集院昭子詩集

1985年4月、現代詩工房から刊行された伊集院昭子の第1詩集。 十三年前、私はつまずいた。前へ進めなくて、一方的に書いた手紙を朝日新聞社の浦和支局、文化欄宛に投函した。その時、見ず知らずの私にすぐに返事をくださったのが、選者である詩人の秋谷豊先生…

愚者の楽園 獅子文六

1966年2月、角川書店から刊行された獅子文六(1893~1969)の随筆集。装幀は杉本健吉。 前の随筆集”町ッ子”以後に書いたものが、だいぶ溜ったので、一本にすることとした。 一番分量の多いのが”愚者の楽園”であるが、これは読売新聞の月曜夕刊に、長いこと、…

わが夢と比喩の蜜月 守靖男詩集

1986年6月、砂子屋書房から刊行された守靖男(1948~)の詩集。本名は安森洋二。著者は北九州市生まれ、刊行時の住所は北九州市小倉北区。 およそ十年ほど前、高校の後輩である平出隆が処女詩集『旅籠屋』を上梓した時、ぼくは彼の晴れがましい出発に対する…

火の見 山田英子詩集

1985年10月、詩学社から刊行された山田英子の第1詩集。装幀は田中良彦。近江詩人会会員。刊行時の著者の住所は京都市中京区両替町。 目次 おたのしみ 祇園祭 あおい茎 独習 けもの 生まれた家 足音 指輪 風媒花 影 人形つかい 火の見 真夜中 風呂 叔母の死 …

風街道 原桐子詩集

1994年11月、七月堂から刊行された原桐子(1924~)の第5詩集。装幀は加藤登美子。 一九八九年秋、戸籍にひとり取り残された。一九九〇年四月から一九九二年三月までの二年間を、長女の兵庫教育大学大学院留学と共に初めて関西の地に暮した。彼地での暮しを…

忌臭祓い 奥村真詩集

1982年5月、砂子屋書房から刊行された奥村真(1949~)の第1詩集。装幀は倉本修。付録栞は、佐々木幹郎「地下水のエネルギー」、内村剛介「若き詩人へのパステルナークの手紙」。刊行時の著者の住所は千葉市松波町。 昨秋、同名の私家版を手書きで上梓し、以…

グラナダ詩篇 関口涼子詩集

2007年8月、書肆山田から刊行された関口涼子(1970~)の第6詩集。装幀は亜令。 目次 蒸気の観察 グラナダ詩篇 Adagio ma non troppo 後記 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

女たちの島 原桐子詩集

1988年9月、七月堂から刊行された原桐子(1924~)の第4詩集。装画は宮田はるみ、装幀は宮田登美子。刊行時の著者の住所は茨城県水戸市。 遠くから蹄の音が聞えてまいります。あっという間もなく彼方へと走り去る……。その瞬間を詩に託してみるとき、現代に、…

女流詩人集 '70

1970年7月、彌生書房から刊行された女性詩アンソロジー。 このたび一九七〇年の女流詩人集を発刊することになりました。御参加いただいた方、もれた方にも、優れた方々があると存じます。 それぞれ個々に良き詩集を発刊していられるのに、女流詩人の活躍はや…

発光性 diapositive 関口涼子詩集

2000年1月、書肆山田から刊行された関口涼子(1970~)の第3詩集。装幀は青山杳。 作品になりかけた言葉が一つの形を持つことができず終わるとき、そこにはどんな理由があるのだろうか。作品の中に住まおうとしない言葉の断片、読点をきっかけに逃げてしまう…

火喰鳥 原桐子詩集

1977年8月、詩学社から刊行された原桐子(1924~)の第2詩集。装画は山崎猛。第2回現代詩女流賞候補作品。刊行時の著者の住所は茨城県常陸太田市。 真夏のうだるような日、太陽の黒点と火葬にされた母の真っ黒に焼けのこった腰の部分が、かさなって見え、私…

牧野虚太郎詩集

1978年10月、国文社から刊行された牧野虚太郎(1920~1941)の詩集。編集は鮎川信夫。刊行時の著作権者は島田隆。装幀は垂水千賀子。 目次 象牙の雑草Ⅰ 象牙の雑草Ⅱ 破れた靴下 フルーツ・ポンチ 葉脈と時間 碑 独楽 鞭のうた 花 復讐 神の歌 聖餐 虚太郎考 …

水たまり 細田傳造詩集

2015年1月、書肆山田から刊行された細田傳造(1943~)の第3詩集。装画は川瀬裕之、装幀は亜令。第22回丸山薫賞受賞作品。第33回現代詩花椿賞候補作品、第17回小野十三郎賞候補作品。著者は東京生まれ、刊行時の住所はさいたま市大宮区。 目次 散歩 エリザベ…

硝子の風 吉村英夫詩集

1985年九月、京都ピィアールセンターから刊行された吉村英夫の第5詩集。刊行時の著者の住所は京都市北区。 目次 落霞 稲妻 計報 不透明 信天翁 老梅記 擾乱の午後 快刀乱麻 傀儡 夜曲 黙示録 落葉 化身 狩人 単身赴任 晩年茫々 葬式 硝子の風 植物人間 遅々…