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bookface=本の顔=表紙=書影=装幀=装丁=装釘=装本=装画。所有している本や新たに購入した本の備忘録。新刊本よりも墓石化している古書が多い。感想文を書くことがあるかもしれないが、基本的には表紙(裸本の場合は扉)と目次と書誌情報。第○詩集とい…

姫だるま 宮崎八代子詩集

1969年11月、木馬詩房から刊行された宮崎八代子(1939~)の第1詩集。装幀は奥田映子。著者は愛媛県生まれ、刊行時の住所は大阪府池田市。 喜怒哀楽のはげしい私を、いつのときも陰から見守り、愛しいつくしんでくださったひととの出会いがもしなかったなら…

タンポポの呪詛 江間章子詩集

1990年9月、書肆ひやねから刊行された江間章子(1913~2005)の詩選集。装幀は秋朱之介、口絵はジャン・コクトー、挿絵は野原隆平。資料提供は佐々木桔梗、鳥居昌三、ジョン・ソルト、宝文館出版社、日本近代文学館。 目次 1 噴水(椎の木 昭八・八月號) 眠…

極北の天 野沢省悟 現代川柳評論集

1996年11月、青森県文芸協会出版部から刊行された野沢省悟(1953~)の評論集。装幀は桜庭利弘。あおもり選書14。著者は青森県上北野郡野辺地町生まれ、刊行時の住所は青森市石江富田。 目次 序文・川柳の見方が変わる本 田口麦彦 一章 評論 川柳の海で 自己…

東京物語 仁平勝句集

1993年4月、弘栄堂書店から刊行された仁平勝(1949~)の第2句集。装幀は長山真、木版は平野勇。著者は武蔵野市吉祥寺生まれ。 これは『花盗人』につぐ第二句集である。といってもその処女句集から十二年余りの年月が流れている。その間に何冊かの評論集を出…

家族ぐるみ・町ぐるみ 地域社会における労働者の位置と役割 森直弘

1958年5月、三一書房から刊行された森直弘(1911~)の評論集。 目次 はしがき 一 保守派の温床・地域社会 暴言まかり通る 政治的手腕 親馬鹿のうえにあぐら チャッカリ者の喰い物 躍る世話役、ホクソ笑む保守派 封建的な「関係の力」 「決めたのはみんなだ…

ひめゆりの国 石野径一郎

1968年12月、朝日書院から刊行された石野径一郎(1909~1990)のノンフィクション。装幀は芹沢銈介。 目次 第一部 沖縄の戦前 歌と踊りと沖縄の民 長い正月 沖縄の「花ノ島」 酒 唐手術 武士と「さむらい」 鬼餅 琉球王朝 ペルリとナポレオン 差別の歴史をさ…

わいらの新開地 林喜芳

1981年9月、冬鵲房から刊行された林喜芳(1908~1994)のエッセイ集。 目次 Ⅰ こまぎれフィルム 青春うたかた 大正時代のお正月 万歳、獅子舞い 獅子舞い・太神楽のこと お化けヤ、ちょうさヤ のーせんぎょうとかすうどん 土手下あたりの貧乏ぐらし お狐さん…

オディール レーモン・クノー 宮川明子訳

2003年3月、月曜社から刊行されたレーモン・クノー(1903~1976)の長編小説。翻訳は宮川明子。装画は大竹伸朗、装幀は大橋泉之。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

林檎の下の顔 真継伸彦

1974年6月、筑摩書房から刊行された真継伸彦(1932~2016)の自伝小説。 目次 第一章 林檎の下の顔 第二章 冬を越す蕾 第三章 新しい父の群れ 第四章 自分の中の父 その一 第五章 自分の中の父 その二 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

代金引き換えのブルース 徐新民詩集

1961年10月、国文社から刊行された徐新民の第1詩集。装幀は池田龍雄。 一九五六年から、今年一九六一年上半期までの作品をあつめて、本にまとめてみました。五年くらいのあいだにかいたものとしては、決して多い量とはいえません。書いても、自らだつらくし…

詩の地面 詩の空 岸田将幸

2019年5月、五柳書院から刊行された岸田将幸(1979~)の詩論集。装幀は大石一雄。五柳叢書107。著者は愛媛県生まれ、刊行時の職業は農業。 いま書かれるべき詩の場所はどこか。また、書かれた詩はどのような解放感を詩にもたらしているのか。タイトルの「詩…

調和の幻想 河野道代詩集

2023年3月、panta rheiから刊行された河野道代(1952~)の詩集。造本は平出隆。 目次 公苑のスケート 月 夏に後れて アリアのように 黒水仙の日々 楽興の時 気まぐれな休日 明るい部屋 ベル・カントの季節 春の出来事 時を渡る雨 白鳥 かそけきものにより損…

ある老歌人の思ひ出 自伝と交友の面影 佐佐木信綱

1953年10月、朝日新聞社から刊行された佐佐木信綱(1872~1963)の自伝。 目次 石藥師・松阪・東京 古典科時代 一すぢの道 大學講師としての二十六年 萬葉六十年 校本萬葉集に就いて 英譯萬葉集に就いて 契沖全集 古典籍の探求に就いて 古筆手鑑を渉獵して …

白い犬 ロマン・ギャリ 大友徳明訳

1975年6月、角川書店から刊行されたロマン・ガリーの長編小説。翻訳は大友徳明。カバーは川名保雄。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

谷川雁のめがね 内田聖子

1998年4月、山人社から刊行された内田聖子(1943~)のエッセイ集。 日本のエネルギー産業が石炭から石油に移行する時代、歴史に残る三井三池闘争があり、れと並行して大正炭坑の闘いがあった。 中小の大正炭坑を拠点に大正行動隊を組織して積極的に活動、華…

ぼくの交遊録 岡井隆

2005年8月、ながらみ書房から刊行された岡井隆(1928~2020)の回想録。装幀は間村俊一。 『ぼくの交遊録』は、二〇〇〇年の四月号から二〇〇四年の三月号まで「NHK歌壇」に連載された。NHK出版協会ならびに「NHK歌壇」の担当者の皆さんにあらためて感謝申し…

詩的ナショナリズム 仁平勝

1986年4月、富岡書房から刊行された仁平勝(1949~)の評論集。装画は安田悟、装幀は内山由美子。付録栞は加藤郁乎「この俳句愛」、北川透「俳句的喩について ある感想」。著者は武蔵野市吉祥寺生まれ。刊行時の住所は立川市若葉町。 これは俳句について論じ…

ぜんぶ、嘘 窪島誠一郎詩集

2019年3月、七月堂から刊行された窪島誠一郎(1941~)の詩集。 この詩集を出してくださった「七月堂」さんは、私が五十二年間小劇場&ギャラリィ「キッド・アイラック・アート・ホール」(一昨年末閉業)を経営していた東京世田谷の明大前にある出版社である。…

私語辞典 徳岡久生詩集

1994年10月、思潮社から刊行された徳岡久生(1932~)の詩集。カバー貼絵は山田麻代。 目次 薔薇 蜮よく 魚の名のり 紫陽花 蜮 猩々 狽 <たつ> 滝 琥珀 門 月 陽 風鐸 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

アイ・キューの淵より 荒川洋治エッセイ集

1979年12月、気争社から刊行された荒川洋治(1949~)のエッセイ集。装幀は谷川晃一。 目次 ・パースペクティブ アイキューの淵より わるい日旅立ち 曲げるが勝ち ・現代詩のひとびと 君の国が黄昏れば 岡崎純『藁』 あたたかい国語の波 広部英一『邂逅』 類…

三階の廊下 綾部清隆詩集

1994年7月、北海詩人社から刊行された綾部清隆(1936~)の第3詩集。著者は八王子市生まれ、刊行時の住所は千歳市大和。 ☆この詩集は平成五年四月頃、無性に彼等(高校生)の日常をテーマにした詩を創ってみたい衝動にかられた。 いま、三十数年教職に携ってき…

或る無頼派の独白 大野誠夫

1982年7月、沖積舎から刊行された大野誠夫(1914~1984)のエッセイ集。装幀は藤林省三。 この三十四篇のエッセイは、昭和五十一年一月号から三年間綜合雑誌『短歌』に連載したものである。一回およそ二十五枚という約束であったが、いくらか超過したことも…

触発の点景 西岡光秋

2005年11月、土曜美術社出版販売から刊行された西岡光秋(1934~2016)のエッセイ集。装画は河原宏治、装幀は直井和夫。著者は大阪市生まれ。刊行時の住所は練馬区東大泉。 長年、詩に関わりのある文章を書きつづけていると、詩に関する様々な問題に直面する…

われらの獲物は一滴の光 高梨豊

1987年9月、蒼洋社から刊行された高梨豊(1935~)のエッセイ集。装幀は菊地信義。 目次 ・われらの獲物は一滴の光 「拾い屋」と「狩人」の葛藤 「仮面」そのものの分析 <三角ベース>のはじまり 「非条理」にあふれた時間 地続きでない風景 シュルレアリスム…

リベオートラ 橘麻巳子詩集

2023年9月、書肆子午線から刊行された橘麻巳子(1989~)の第2詩集。装画は堀光希、装幀は鈴木規子。 目次 ネオアサフス・コワレフスキー 「リベオートラ」 バターナイフ 宇宙鏡 ff 光 手 骨 光II 7F アンダンテ ダイアローグ:泡と波 ずっと鳴ってる列車の…

路地裏 梁石日 黒田征太郎

1999年6月、アートンから刊行された梁石日(1936~)と黒田征太郎(1939~)の対談/エッセイ集。アートディレクションは長友啓典。 目次 海に沈む太陽 梁石日 梁石日氏への返書 黒田征太郎 対談 記憶の地層 大阪にて 梁石日×黒田征太郎― 僕が歩いてきたとこ…

望郷歌 森未知子詩集

1985年2月、思潮社から刊行された森未知子の詩集。装幀は野見山暁治。 目次 Ⅰ ライオンの入江 太陽の前に 古い大地 マーライオン 入江 ほほえみをあげて下さい 潮 セントーサ島 睫毛の陰 郷愁 渚に行って 水をわたる 花たちが神に ゆめあと うた Ⅱ 幸せな街 …

ちぎれた青いノド 感性人の叫び 友川かずき

1988年12月、三心堂から刊行された友川かずき(1950~)の画文集。装幀は岡本正明、本文ADは佐藤保正、絵画撮影は酒井忠義、石原繁徳。 目次 「感性の人」 立松和平 i 過激なる表現者の節度 原発は要らなすぎる ii たこ八郎が居た 旅 恩師 加藤広志先生のこ…

北方 相沢啓三詩集

1962年5月、昭森社から刊行された相沢啓三(1929~2021)の第2詩集。著者は甲府市生まれ。刊行時の職業は朝日新聞社編集者。 目次 序 I トチの木が花の重みを 坐つている女微笑みながら あなたもまた葡萄の II 北方 この世紀 探検 III 樹木の共和国 四月の洪…