花潜幸

雛の帝国 花潜幸詩集

2013年10月、土曜美術社出版販売から刊行された花潜幸の第2詩集。扉絵、装幀は著者。 私は過去をどのように知っているのだろうか。どこかに折り返し点が在るとしたならば、例え記憶の一部にすぎないとしても再会してみたいとの思いからこの詩集を創り始めた…

初めの頃であれば 花潜幸詩集

2015年9月、土曜美術社出版販売から刊行された花潜幸(1950~)の第3詩集。装幀は直井和夫。第23回詩と思想新人賞受賞作。第49回小熊秀雄賞候補作。第11回三好達治賞候補作。 目次 I 「みかんの花咲く丘」 初めの頃であれば 帰還 遺書になる 小さきものをそ…

薔薇の記憶 花潜幸詩集

2011年11月、土曜美術社出版販売から刊行された花潜幸(1950~)の第1詩集。 春の大きな震災の後、私はしばらく詩を書くことができなかった。一月ほどたって、ようやく気を取り直し、これkらはもっと人に伝えられるものを書こうと散文詩の形式を選んだ。こ…