高良勉

高良勉 高良勉詩集

1991年10月、脈発行所から刊行された高良勉(1949~)の詩選集。装幀装画は城間喜宏。沖縄現代詩文庫7。刊行時の著者の職業は沖縄県立普天間高等学校教諭。 目次 Ⅰ 詩集「夢の起源」(1979年)より 喜屋武岬 辺戸岬 老樹騒乱 パトス・アイランドの雨に打たれ…

岬 高良勉詩集

1984年4月、海風社から刊行された高良勉(1949~)の第2詩集。装幀は粟津謙太郎。南島叢書16。第7回山之口貘賞受賞作品。著者は沖縄島島尻郡玉城村生まれ、刊行時の住所は島尻郡豊見城村。著者本名は高嶺朝誠。 第一詩集『夢の起源』から五年たった。ふりか…

花染よー 高良勉詩集

1989年11月、葦書房から刊行された高良勉(1949~)の第3詩集。装幀挿画は毛利一枝。著者は沖縄島島尻郡玉城村生まれ、刊行時の住所は島尻郡豊見城村。 目次 Ⅰ ある日加那よー 天川を踊った女へ 敵討 ハーイヤーマッター 醉生夢幻 夢の糸くり Ⅱ 那覇漂流 ナ…

琉球弧 詩・思想・状況 高良勉

1988年5月、海風社から刊行された高良勉(1949~)の評論集。装幀は西岡勉、本文デザインは高橋啓二。南島叢書45。 目次 序詩 喜屋武岬 序文 Ⅰ章 闇の言葉を解き放て 亀甲墓の内と外 魂の屈折率――呪術とユタ信仰の風土から 滅びの予感から再生へ 自滅の回避…

琉球弧(うるま)の発信 くにざかいの島々から 高良勉

1996年4月、御茶の水書房から刊行された高良勉(1949~)の評論集。写真は上間晃、装幀は佐藤俊男。 目次 序詩 セブーの海 Ⅰ おきなわの心――死者たちの視線 思想的に大きな負担――戦争責任問わぬ沖縄社会 生き延びる「戦犯」――「抗日」に衝撃 歴史の教訓を反…

僕は文明をかなしんだ 沖縄詩人 山之口貘の世界 高良勉

1997年11月、彌生書房から刊行された高良勉(1949~)による山之口貘(1903~1963)の評伝。装画は大城讓。著者は沖縄島島尻郡玉城村字新原生まれ、刊行時の住所は琉球弧南風原町。 目次 第一章 青春と詩 山口家の「さんるー」 失恋と落第 詩へのめざめ 反抗…

言振り 琉球弧からの詩・文学論 高良勉

2015年3月、未来社から刊行された高良勉(1949~)の評論集。著者は沖縄島南城市生まれ。 やっとこの第四評論集を出版することができた。本書は、『魂振り 琉球文化・芸術論』と対を成している。 しかし、二〇一一年に『魂振り』が上梓されてから四年が経過…