垂水千賀子
1977年5月、紫陽社から刊行された垂水千賀子の第1詩集。装幀は廣田茂。 目次 Ⅰ 現われるものの朝 反乱する内部 大理石の板の上を 真理Ⅰ 真理Ⅱ アンニュイ Ⅱ ここにこうしていると 侵入者 指の不安 生きつづける肉 待っている Ⅲ 窮極を 伝えられるものが ミソ…
1981年10月、紫陽社から刊行された垂水千賀子の第2詩集。装幀は平岡雁、ADは芦澤泰偉。帯文は鮎川信夫。 かよわい花が、思いがけず、頑強である。内気な姿勢のままで、光る視線の矢をはね返し、緊迫した外圧に耐えている。そこに、どんな願いを込め ているの…
1990年11月、思潮社から刊行された垂水千賀子の第3詩集。装幀は菊地信義。栞文は北村太郎。 タイトルからしてすごい。『十ー月殺日』とは、つけもつけたり、である。わたくしは原稿の段階で二十篇の作品を読み、頭がくらくらしてしまって、またしばらくして…