2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧
2004年10月、思潮社から刊行された飯島耕一(1930~2013)の詩集。写真は佐藤文則。第56回読売文学賞受賞作品、第20回詩歌文学館賞受賞作品。附録栞は新倉俊一「雑草のごとき詩集」。 目次 Ⅰ 二〇〇二年夏 東京(その一) ヘルペス病中吟 島の毒杯 二〇〇二年…
1969年3月、創思社から刊行された埴原一亟の掌編小説集。全100話。装幀は前川直。 私は昭和二十年から三年間、南カラフトでソ班の新聞社で働いていました。そのとき、チェホフの短篇ものをロシヤ人と一緒に翻訳しました。そのなかに「デブとヤセッポチ」とい…
1998年1月、集英社から刊行された清水博子の長編小説。第21回すばる文学賞受賞作品。イラストは遠藤律子、ブックデザインは鈴木成一デザイン室。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1991年12月、思潮社から刊行された山口真理子の第2詩集。装幀は芦澤泰偉。附録栞は辻征夫「川のある街」。野沢啓「あざやかな変貌――山口真理子の新詩集『そして 川』をめぐって」。 目次 Ⅰ 川。辻征夫さんの葉書のごへんじ そして、川。ここで暮しているって…
1949年10月、文藝春秋新社から刊行された由起しげ子(1900~1969)の第1著作集。表題作は第21回芥川賞受賞作品。カバー・扉画は三雲祥之助。 目次 警視總監の笑ひ 脱走 本の話 あとがき NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1981年10月、講談社から刊行された岩坂恵子(1946~)の第1著作集。装幀は大沢昌助。 目次 蝉の声がして 螢の村 藤下余情 撫子 雨上がりの舗道で 見られる NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1987年8月、思潮社から刊行された山口真理子の第1詩集。装幀は古田修。 目次 Ⅰ サントロペの殺人料理 鯛 海胆 畑のキャビア シャンパン狂騒曲 蟹 ぼら 蛸 鯨――番浦史郎 向田邦子さんちの卵 夢の動物園 Ⅱ 私の耳で――ターザンとジェーン ピカソ・半獣神 雨に歩…
1966年10月、思潮社から刊行された曾根ヨシ(1934~)の第1詩集。装幀は坂井知江子。 目次 序 村野四郎 Ⅰ 風 野の腕 梢よ 死者への手紙 地上 怒りの底深く 川迄くると 黙っているもの 河 怒る夏 Ⅱ 此処で 一つの夜 その時から 秋Ⅰ 秋Ⅱ 冬の恋 野の道で おや…
1974年4月、中央公論社から刊行された藤原審爾の長編小説。装幀は佐藤忠良。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1993年8月、思潮社から刊行された征矢泰子(1934~1992)の遺稿詩集。征矢は1992年11月28日に自死。装幀は征矢剛。附録栞は新川和江「生と死の修辞学―句点の打ち方」、新井豊美「生きる痛みを語った『花』」。 鎮魂歌(レクイエム)は歌わない ――Yに ほんの…
1970年10月、構造社から刊行された村上一郎の短編小説集。装幀は秋山法子。 目次 武蔵野断唱 朝子 あやなくも 広瀬海軍中佐 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1957年9月、理論社から刊行された福田律郎(1922~1965)の第2詩集。 「終と始」は、現在闘病中の作者の不屈な魂が創りだした第二詩集である。作者は戦後いちはやく多くの詩人たちを結集して「純粋詩」を創刊した。それは当時の青年詩人た ちのグループであ…
1952年8月、輝文館から刊行された徳山璉(1903~1942)の随筆集。装幀は小出卓二。 徳山璉君を知ったのは、音楽歌手としてよりも、石黒敬七、高田保君らのやつてゐた風流倶楽部のユーモリストとしての方が、盛ろ多い位で、同君が戦時下に於ける明朗な存在で…
1978年3月、審美社から刊行された鎗田清太郎の第2詩集。装幀は大森忠行。 目次 Ⅰ 冬Ⅰ 冬Ⅱ 夜 夢 旅 Ⅱ 二月の日記 戦後 梯団長RU Ⅲ 父Ⅰ 父Ⅱ 死者のあとで 小曲――ある挽歌 小曲――墜ちる Ⅳ 古事記考Ⅰ 古事記考Ⅱ 朝鮮 Ⅴ 鳥 鳩に関するノート 死の世界 小鳥のため…
1990年3月、講談社学術文庫として刊行されたエルンスト・ユンガーのエッセイ集。カバーデザインは島田拓史。翻訳は今村孝。底本は1978年刊行の人文書院版。 目次 砂時計の情感時計と時間 1わたしたちの世界と時計 2時計のない生活 3日時計 4水時計 5火時計 6…
2016年7月、ふらんす堂から刊行された立木勲の詩集。装画は池英姫、装幀は稲川方人。 目次 小さな足 黒い手袋のはなし ひとりで 小さな祭壇 歌の日 雪に道を おやすみ前のひととき せつない日には 夜ばなし 僕は言葉を取り戻す 契約 懸け橋 コガネムシ 肩に…
1972年6月、永井出版企画から刊行された藤井貞和の第1詩集。写真は佐々木光。 目次 てがみ・かがみ 余剰価値 排泄コクトオ その門扉の前をよこぎりはすれ 異国へ来たといったら来た 地名は地面へ帰ることをおもえ 行ってしまうまたは行ってしまわない 一月の…
1976年6月、青土社から刊行された入沢康夫と天沢退二郎による宮沢賢治「銀河鉄道の夜」に関する討議録。表紙、扉カットは宮沢賢治。 本書は、宮沢賢治作『銀河鉄道の夜』に関して私たち二人が一九七〇年と一九七三年の二度にわたって行なった討議の記録(詩誌…
1960年11月、銀行労働研究会から刊行されたアンソロジー。選者は木原孝一と吉本隆明。編集は「銀行員の詩集」編集委員会。石垣りん作品は「2東日本」に「汗をかく」「空と新聞紙」「レモンとねずみ」を収録。 目次 1北日本 2東日本 3中日本 4西日本 選…
1986年3月、花神社から刊行された荒川洋治の第10詩集。装幀は芦澤泰偉。 目次 短い友 小公女 校歌 ゴング マクミランの若布 彼らは旅か 星 母にならない 東京の太陽 誰と共に知る 夏休み ライフワーク 空 城崎 龍宮 樫舞台 秘密 ナイチンゲールの嫌い好き 夜…
1956年11月、書肆ユリイカから刊行されたシュペルヴィエルの詩劇。翻訳は柳沢和子と三井ふたばこ。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1958年10月、銀行労働研究会から刊行されたアンソロジー。選者は藤原定と大江満雄。編集は「銀行員の詩集」編集委員会。石垣りん作品は「Ⅲ東京」に「落葉がみんな私に」「風景」を収録。 目次 Ⅰ北海道・東北 Ⅱ関東 Ⅲ東京 Ⅳ中部 Ⅴ近畿 Ⅵ中四国九州 選者のこと…
2008年12月、書肆山田から刊行された高橋順子のエッセイ集。写真は本橋成一、装幀は菊地信義、本文レイアウトは中村鐵太郎。 目次 一 序に替えて 真間の手児奈 二 東歌 三 東歌を歩く 葛飾早稲 多摩川の水 伊香保風 多胡の碑 海上潟へ 埼玉の船 筑波山の嬥歌…
1974年5月、宝文館出版から刊行された佐々木喜善の選集。編集は山田野理夫。装画は水木しげる。 私が佐々木喜善に就いて執筆したのは昭和二十九年で、長谷川伸の主宰する「大衆文芸」に「仙台風俗志」の点景として登場せしめたのである。佐々木喜善の人とな…
高階杞一 1999年4月、思潮社から刊行された高階紀一の第7詩集。装画は吉田カツ。 目次 春昼 出口へ 惑星 こどもが夜中に 川の字 ツバメの巣 夏の残像 ただいま 消滅 クリスマス 春の花 ツバメ どこかで犬が 静かな入口 旅 涯 夜の感触 雨の中 夜中 だぶだぶ…
1984年8月、思潮社から刊行された天沢退二郎の第15詩集。装画、装幀は横尾忠則。 目次 添乗員として 死体 トランジット 大逆転 肉興行 奧小山駅界限 鬼ぶどう <亀戸堀>界限 母の骨 化転 女神 ホームにて 闇まぐろ <浅間山>界隈 <新宿駅>にて <中之島公園〉界…
1976年6月、ポエトリー・センターから刊行されたやまもとあきこの第1詩集。装幀は池波正太郎。 目次 羊は一列に 壜細工の海 秘密 老師 午後3時 広告 端座 遅い春 茨の中 宝石 朝の書店 化石 椅子 剥製店で 鉛筆を削る 雪の城 葉ざくらの下で 噴水 真昼の劇場…
1993年12月、石風社から刊行された庄司裕子の第3詩集。 目次 Ⅰ ボレロ レモン 冷夜 こころ 待っていて 恋 狂う日 七月の鯨 ゾウの影 雨歌 九月 チャールストン ソリテュード 誕生日 「存在の耐えられない軽さ」 二月猫 四月になれば、あなたは 救命ボート Ⅱ …
2012年10月、TokyoPublishingHouseから刊行された河野道代の散文集。 目次 風景 彼方 行進 一組 視座 領分 地中 南北 神域 地上 出現 異種 時空 運命 不在 表現 玉響 所在 異形 遊歩 流水 行方 観照 虚実 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで…
1976年12月、創世記から刊行された井上光晴の第4詩集。装画は横尾龍彦、装幀は斉藤慎爾。 目次 潜電炭欽節 喝采 一九七四年夏 一九七六年春 運動へ 新宿 延安 秩父 カルメラ 麦燒酌 手紙 「象を撃つ」断片 ごきぶり 吠えろタイガ 「黒い森林」詩抄 尾崎と文…