大重徳洋
2003年9月、舷燈社から刊行された大重徳洋(1947~)の第3詩集。著者は宮崎県生まれ、刊行時の住所は千葉県印西市。 十二年ぶりの詩集です。今年は油彩の個展も五年ぶりに開催します。 せわしく走っていた時間が、谷から平野に出た川のようにゆったりとした…
2006年10月、舷燈社から刊行された大重徳洋(1947~)の詩集。 目次 蝶と遠雷 谷地へ 距離 蛇 古い日の歌 ムラサキシジミ アオスジアゲハ ウラナミアカシジミ ウラギンシジミ モンキアゲハ カヤキリ 夏の夜の訪問者 螢 虹と蝶 カンタン 夢の口 カワセミ 踏切…
1991年8月、舷燈社から刊行された大重徳洋(1947~)の第2詩集。 長かった昭和は終わった。長すぎたというべきだろう。戦後に生まれた私の昭和を十年区切りで思い返すと、昭和四十年代や三十年代はすでに春の霞のむこう。さらに七歳までの二十年代は、渺々と…