網谷厚子
2019年6月、国文社から刊行された網谷厚子(1954~)の評論集。カバー装画は高田有大。著者は富山県中新川郡生まれ。 「日本語」で詩を書くとはどういうことなのか。「日本語」の特質を存分に発揮した〈洗練〉された表現はできないか。第一詩集を出してから…
2021年9月、思潮社から刊行された網谷厚子(1954~)の第10詩集。表紙画は福地靖、扉画は髙田有大。著者は富山県中新川郡上市町生まれ。 花は盛りに、月は隈なきをのみ、見るものかは。(『徒然草』第一三七段冒頭)* 安良岡康作著『徒然草全注釈 下巻』角川書…
1990年10月、思潮社から刊行された網谷厚子(1954~)の第3詩集。表紙は福地靖「肖」。富山県中新川郡生まれ、刊行時の著者の住所は竜ヶ崎市。 目次 縹色の夜 漁(すなど)る シェイプアップ・プラザ 少女浮遊 春になるまで 白い嵐の中を 汚れる 記憶 少女の…
2001年5月、思潮社から刊行された網谷厚子(1954~)の第5詩集。著者は富山県生まれ、刊行時の著者の住所は竜ヶ崎市。 目次 風祭り 万里 水姫 飛仙 月花 きらら 花のように 茫々 超える 孤猿 城から 白の復活 イノセントな朝 天上 未来 親と子 夢大陸 燦々 …
1995年7月、思潮社から刊行された網谷厚子(1954~)の第4詩集。装画は福地靖。著者は富山県生まれ、刊行時の著者の住所は竜ヶ崎市。 目次 遙かな国 桜前線 指切り 舟の一日 渇いている 樹魂 青春 君の名前を呼んだ 関係 アートな現在 マリン・ドライブまで …
1987年4月、思潮社から刊行された網谷厚子(1954~)の第2詩集。表紙は福地靖。著者は富山県生まれ、刊行時の著者の住所は竜ヶ崎市。 目次 だから紙飛行機を 休戦の申し込み ピラニアみたいに罪 逃れたい朝まだき アンモナイトの夢 洪水のきそうな朝 いつま…
1977年6月、国文社から刊行された網谷厚子(1954~)の第1詩集。著者は富山県生まれ、刊行時は茨城大学4年生。装幀は鈴木道子。 目次 時という枠の外側に 青いままで うめつくせない空間に つれづれなるままに パスストップで 袋小路にあるアトリエのトルソ…