岩崎迪子
1992年5月、思潮社から刊行された岩崎迪子の第4詩集。装幀、装画は三嶋典東。 これらの作品をまとめるにあたって、改めて感じたことは、自分の内側にある像が、身体や現実を裏切って、見たくないもの、怖いものに変身してしまうことです。書く度に言葉の鏡が…
1984年3月、思潮社から刊行された岩崎迪子の第2詩集。装幀は菊地信義。「叢書・女性詩の現在」6。 目次 ・川の音 川の音 尾形橋 多摩川 残水 夏の川 ・乳房 音の流れのなかで 乳房 釘 縄 日の声 砂時計 花首 湯の中で 見えない声 乳房に夢が泳ぐ ・欅橋まで …
1999年8月、思潮社から刊行された岩崎迪子の第4詩集。写真・装幀は三嶋典東(1948~2012)。 目次 時間の塵 地下広場 笑う鏡 ある日のカマキチ 千年の旅のあとで 犬の首から もうどのくらい 月の産卵 ほとほと、と ゆくえ 少々傾く 泡のなかの拳 開けてみれ…
1987年11月、思潮社より刊行された岩崎迪子の第3詩集。第38回H氏賞候補。 この詩集は、前詩集『花首』(一九八四年・思潮社刊)につぐ三冊目のものです。 その間、月二回発行の同人誌「森」に参加する機会を得て、今までにない刺激を受けました。 揺れから振…