伊藤正斉
1986年4月、砂子屋書房から刊行された伊藤正斉(1913~)の詩集成。装画は新井豊美。 目次 *『冬の日』(一九四四年)より 空や山脈や どんなかすかなもの音も そびえた背を 静かに 粘土 *『続・冬の日』(一九四七年)より ならないバイオリンを弾劾せよ 哀歌 …
1988年6月、風琳堂から刊行された伊藤正斉(1913~)の第9詩集。付録栞は松井啓子「山の伊藤さん」、榊原淳子「正斉さんの手紙」、風琳堂主人「出版ノート」。 目次 ありがとう たのしくて 古ぼけた蛇――日本訳のこころみ あなたさま 無番地一丁目 へくそかず…
1978年1月、VAN書房から刊行された伊藤正斉(1913~)の第5詩集。著者は瀬戸市生まれ。 私の詩の先輩、木原実は「漂う草」という詩集発刊のあと、「コスモス雑記」で、「詩集を出すことははじめてのことで、いざできあがってみると少なからず驚きあわてた、…
1976年5月、コスモス社から刊行された伊藤正斉の詩集。装画は金原テルヤ。 目次 休猟区 休猟区 夏 夏 焰の壁 砂田橋をわたって 穴 ロバと野盗 纏足 火の舌 孤独ななかま 鶯窯 小鳥の死 伊良湖畔にて 伊良湖畔にて 鮎 年のはじめのこと 年のはじめのこと 雪の…
1971年12月、コスモス社から刊行された伊藤正斉(1913~)の第3詩集。装幀は中武久。 目次 炎天 炎天 いまもあなたを待っている 訪問者 空をかける馬 ミイラとり 呪文 蛆 すべる ほれっぱなし 土 正月 クラゲ 嘘 壺 空 哺乳類 みみず こじゅけい 空と地下と …