菊池敏子

水の剥製 菊池敏子詩集

1979年10月、創樹社から刊行された菊池敏子の第3詩集。第4回現代詩女流賞候補作品。 三冊目の詩集ができました。自分の詩集をもつことは、喜ばしいことである半面、とても恥かしく、コワイことだと思います。今回も、準備を進めてゆきながら、初めて詩集を出…

草の粥 菊池敏子詩集

1991年12月、思潮社から刊行された菊池敏子(1936~)の第5詩集。カバー絵は酒井抱一「夏秋草図」より。 目次 Ⅰ 人に 名前 還るさくら 匂い 芳名帖 若夏の魚 還る湖 蜜月サラダ かぜ Ⅱ 母に 初もの 母の秋 草の粥 漬け塩 医師の修辞 あさってのメロン Ⅲ 花に…

天の画鋲 菊池敏子詩集

1995年7月、思潮社から刊行された菊池敏子(1936~)の第7詩集。 目次 天の画鋲 わたしの鳥 音楽 阿佐谷の櫻 遠い台風 バラの下で 咲く水 消え消えする虫 いじらしい食事 てぶくろ 連凧 数え方 春の緒 居場所 れいえん 文字の墓 もし 五月が フィギュア 二十…

紙の刃 菊池敏子詩集

1983年9月、紫陽社から刊行された菊池敏子(1936~)の第4詩集。第8回現代詩女流賞受賞、第34回H氏賞候補作品。 目次 Ⅰ 春の魚 藍を買う アイスキャンデー 柿をほめる 秋の酒 飾り包丁 自然薯の唄 でっかい唄。 夕餉 鮟鱇のうた 今日の買物 Ⅱ 紙の刃 壁 夜半…