君本昌久

詩人をめぐる旅 君本昌久

1982年10月。大陽出版から刊行された君本昌久(1928~1997)の詩論集。装画はダリ。 一九七九年に出した自選詩集のあとがきで「僕の戦後が燃えつきた」と書いたが、いまや、戦後詩については、鮮烈な感動を示さない若者の時代になった。そんな思いから、最近…

時雨そのほか 君本昌久詩集

1975年5月、蜘蛛出版社から刊行された君本昌久(1928~1997)の第7詩集。 目次 時雨が降っている 時雨まで 歌留多時雨四十八句 一行のことばしぐれ 崖の花 そこで めでたし めでたし 虚仮のように 悲しみ イブ・モンタンがうたっていた 飛鳥へ 年賀状 散文雑…

いろまち燃えた 福原遊廓戦災ノート 君本昌久

1983年3月、三省堂から刊行された君本昌久によるルポ/ノンフィクション。装幀は春井裕。 目次 1 戦後三十四年目の御灯明 2 三月十七日の神戸大空襲 3 戦前の遊廓 4 戦時下の性 5 二枚の福原地図 6 新開地と福原 7 追跡 8 女郎ノ死ヌルヤアワレ 9 …

手 君本昌久詩集

1960年5月、昭森社から刊行された君本昌久(1928~1997)の第2詩集。装画は若林和男。 これは、ボクの㐧二詩集である。 ここに収めた詩は、一九五七年から五九年の三年間に書いたものから二十五篇をえらんだ。一部は主として手についてまとめたものであるが…

贋の破片 君本昌久詩集

1956年3月、ONLYONE詩人グループから刊行された君本昌久(1928~1997)の第1詩集。 これらの詩については作者はあまり言う気持になれない。詩に驚愕をもたらせようとしたが、こゝには驚がない。何によって読者の心を触発せしめよう。それを思うと口をつむっ…

蜘蛛出版九十九冊航海記 君本昌久

1990年6月、蜘蛛出版社から刊行された君本昌久(1928~1997)の回想録。君本は蜘蛛出版社社主。99冊の内訳は、詩集85冊、歌集2冊、句集1冊、随筆1冊、小説2冊、評論5冊、記録1冊、論文1冊、書集1冊。 目次 一九六一年の出発 蜘蛛・出版・エトセトラ 一九七〇…

悲歌  君本昌久詩集

1966年1月、蜘蛛出版社から刊行された君本昌久(1928~1997)の第5詩集。絵は網谷義郎。 目次 悲歌 色の世界 この平和 feeling 鎮魂歌 夜の唄 無言歌 ああ 平和 今年が過ぎてゆく 日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

詩人をめぐる旅 君本昌久

1982年10月、太陽出版から刊行された君本昌久の評論集。 目次 Ⅰ 「法隆寺土塀」と「唐山の鳩」――池田克己 Ⅱ 「黒い歌」のこと――楠田一郎 小説家の詩人――高見順 雨になる詩人――尾形亀之助 大戦前夜のダダ――永田助太郎 Ⅲ ある回想――ミナト詩人事件 「戦役」の…

続分別ざかり 君本昌久詩集

1963年7月、蜘蛛出版社から刊行された君本昌久の第4詩集。装幀・装画は鴨居玲。 目次 こえ(ボタイノ ソトナラ……) こえ(日曜日は……) 平和でない 時の踊り 時・Tick-tack, Tick-tack…… ね 声 降られているフランツ・シナトラ氏 詩の宿題 NDLで検索日本の古…

分別ざかり 君本昌久詩集

1963年6月、昭森社から刊行された君本昌久(1928~1997)の第3詩集。扉・題字は村上望、イラストは土井伸彦、ポートレートは前田茂雄。 目次 序詩 ”娘が”欲しい 白石かずこ くれないか 娘 娘が* 娘が** カクメイは無かった 風立ちぬ 暗 割れる 手の記憶 逢え…

ぼくの第九 君本昌久詩集

1992年5月、蜘蛛出版社から刊行された君本昌久(1928~1997)の第9詩集。表紙・扉絵はマン・レイ。 目次 幻滅 点滴 それから あすは…… 香住 カタストロフィ 虚竜の失踪 詩集航海記 足摺まで 海と竹藪が…… さらば夏の光よ 姫路から 燃える誰そ彼 マン・レイの…