諏訪優

アメリカ・その他の旅 諏訪優詩集

1973年7月、NOVAKAST PRESSから刊行された諏訪優(1929~1992)の詩集。 一九六七年に詩集『精霊の森』(思潮社)を出して以後、詩集を一冊もまとめることなくすぎてしまった。 詩集を出すことばかではないが、いささか怠慢であったことへの自省もなくはない。…

芥川龍之介の俳句を歩く 諏訪優

1986年7月、踏青社から刊行された諏訪優(1929~1992)の評論集。 目次 芥川龍之介の俳句を歩く 澄江堂句集 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

破滅を終らせるために ギンズバーグのことば アレン・ギンズバーグ

1971年11月、思潮社から刊行されたアレン・ギンズバーグ(1926~1997)の入門書。編集は諏訪優。 目次 第一部 評論 『吠える・その他の詩篇』覚えがき 諏訪優訳 どのようにして『カディッシ』はうまれたか 諏訪優訳 ルネッサンスか死か 山尾三省訳 破滅を終…

猫をかく 諏訪優編

1979年4月国文社から刊行された猫に関する詩文のアンソロジー。編集は諏訪優。装幀は清水昶、写真は武田花、本文カットは笹岡信彦、荻久保和征。 目次 猫の魔力=粕和平 猫=ボードレール 猫町散文詩風な小説(ロマン)=萩原朔太郎 猫=萩原朔太郎 猫の死骸…

田端事情 諏訪優詩集

1983年8月、思潮社から刊行された諏訪優(1929~1992)の第6詩集。函は「江戸絵図」部分(安政六年・須原屋茂兵衛藏版)、本文挿絵は柳下あつみ。 目次 「田端事情」のための栞 田端事情 谷中草子 水の音 田端事情 田端日記(一) 田端日記(二) 田端日記(…

女流詩人 詩を愛するあなたのために 諏訪優

1966年7月、新書館から刊行された諏訪優(1929~1992)の米国女性詩評論集。装幀は横尾忠則(1936~)。 私はこの本で少し欲ばりすぎたかもしれない。 それは編集部の要望と言うよりも、書きながら、わたし自身がだんだん深みへはまりこんでいった感じがする…

日没の夢の中で 諏訪優

1975年10月、白川書院から刊行された諏訪優(1929~1992)のエッセイ集。写真は諏訪維理、装幀は駒井裕二。画像は76年12月の第2刷。 ここに集められたのは、これまでにあまり肩を張らずに書かせてもらったさまざまな文章である。 いわば、わたしがいまも断続…

太郎湯 諏訪優詩集

1988年10月、思潮社から刊行された諏訪優(1929~1992)の詩集。装画は柳下あつみ。 目次 太郎湯 淋しき歌 田端の竹 a 上の坂 b アパート・K荘 極楽だなんて 六月のオブセッション 黄昏 田端の秋 深夜の酒宴 風がわたしに告げた 生協蚊とり線香 台所の詩(う…

精霊の森 諏訪優詩集

1967年12月、思潮社から発行された諏訪優(1929.4.29~1992.12.26)の第二詩集。 数年ぶりに、詩をまとめてみる気になった。ふりかえってみると、わたし自身にもわたしの周辺にもいろいろな変化があり、わたしの三十代もおわりが近付いている。 詩集『精霊の…

短篇集 西風の幻の鳥よ 諏訪優 

1972年、彌生書房から発行された諏訪優の短篇集。 これまでにあちこちに書かせてもらった短篇を集め、その中の一篇の題をとって、『西風の幻の鳥よ』という書名にすることにした。 短篇小説というにはあまりにもちいさく、また、詩人のため息のようにはかな…