2018-12-08から1日間の記事一覧

はぐれたる愛の歌 金澤一詩集

1970年9月、白川書院から刊行された金澤一の第1詩集。装幀は棟方志功。丸山薫に師事。 金澤一とのつきあいは、彼がまだ小學館にいた頃、編集者と執筆者という立場で始まった。昭和十七年「四季」新年號所載の彼の詩「慈悲」は、私とのそうした相識理解の結果…

詩人のいる風景 加藤愛夫

1970年7月、青土社から刊行された加藤愛夫(1902~1979)の評論集。刊行時、加藤は北海道詩人協会会長。 目次 詩心遍歴 ふるさとは遠きにありて思ふもの―室生犀星と故郷の詩 郷土への感傷―萩原朔太郎と懐郷の詩 土への愛―山村暮鳥について 野の師父―宮沢賢治…

贋クリスマスの夜 八並誠一詩集

1958年5月、文学草紙社から刊行された八並誠一の第2詩集。装幀は阿部金剛。 目次 序詩 世論調查 第一回世界母親大会 古色 白い棘 わが稲妻よ 国号 ドック レース ドック 犬税 花々 達磨 弘法大師さま 合掌 挨拶 沙門巡唱 結晶昇天 母子浴室 ひとふたり 夜の…

青雀集 伊藤海彦詩集

1995年7月、思潮社から刊行された伊藤海彦(1925~1995)の詩集。 目次 青雀集 1 よみがえった記憶の…… 2 陽ざしでむすばれた…… 3 モーツァルトの流れる…… 4 水を張った田に…… 5 なかば砂に…… 6 朝 落葉松の新芽に…… 7 渓流のほとりで…… 8 ひなびた墓地の…… …