2020-05-08から1日間の記事一覧

雪ひとひら、ひとひらが妹のように思える日よ 河口夏実詩集

2016年7月、書肆子午線から刊行された河口夏美の第1詩集。装幀は田代しんぺい。 目次 花売りに恋をして うさぎ 箱 九月のうた 咲きつぐ花 二百十日 かりがね オンザロード Every Day I Get the Blues 公会堂 寄り添う犬が ゴースト 大通り 小麦粉 素足はここ…

夜半の声 大木実詩集

1976年2月、潮流社から刊行された大木実の第11詩集。 前詩集「冬の仕度」以後四年間に書いたものをここに集めた。私の十一冊目の詩集ということになる。詩を書いて四十年、――私の書くものは狭いわたくしごとである。儚く寂しい。「夜半の声」を「四季」に出…