2022-06-04から1日間の記事一覧

処女詩集を渉猟する 泉谷栄

2020年9月、北方新社から刊行された泉谷栄(1941~)の評論集。 目次 渉猟1 <路上派>の詩人たち 渉猟2 <路上派>の周辺 渉猟3 諏訪優と八王子に集まった詩人たち 渉猟4 白石かずこと佐藤文夫と吉増剛造と安水稔和と 渉猟5 詩人たちが弘前の「デネガ…

われに五月を 寺山修司

1985年5月、思潮社から刊行された寺山修司(1935~1983)の作品集。表紙写真は粟津潔作寺山修司墓碑、撮影は山崎博、装幀は森崎偏陸。付録栞は「『われに五月を』に寄せて」(中井英夫)。 目次 五月の詩・序詞 森番・短歌 ジュリエット・ポエット 墜ちた天…

朱い親しみのなかへ 宮田澄子詩集

1995年9月、潮流社から刊行された宮田澄子(1930~)の第3詩集。表紙は市川晃。刊行時の著者の住所は三重県四日市市。 目次 Ⅰ 溶ける 朱い親しみのなかへ 言葉の蒼みどろへ 沢蟹 胞衣 Ⅱ 骨 ゆめなまこ 白いサンゴ 墓参 骨 Ⅲ 空 来歴 空の絵画 斑紋 室生行 庭…