2014年5月、岩波書店から刊行された伊藤比呂美のエッセイ集。初出は「図書」。カバー写真はベッキー・コーヘン、装幀は菊地信義。
目次
- 前庭の植物たち
- ユーカリ・タバコ・パーティー
- 黒法師艶な日傘をさしてゐる
- 草むら、ののはな
- 生きている木と死んでいく木
- 富士山たちと巨木たち
- 黴と戦う
- 夏草や
- 私はなぜパンパスグラスを殺したか
- それぞれの秋
- ホラホラ、これがサボテンの骨だ
- ベルリンの奇想天外
- 天草西平ツバキ公園
- バオバブの夢」
- ユークリプタは歩いてきた」
- 草にうもれてねたのです
- 湯けむり、卯の花、南阿蘇
- クズさん
- アレクサ・カワランシス
- 信仰の告白 旧スギ科のみなさんに
- 旅とセイタカアワダチソウ
フローラ、フォーナ
、あとがき