2005年11月、思潮社から刊行された小川三郎の第一詩集。
一篇の詩の解釈は、読んだ人の数の分だけ生まれてくるものだと思います。この詩集を読んでくれた人が、その人にしか出来ない解釈を生み出してくれたなら、私はとても嬉しいのです。(「あとがき」より)
目次
- 夏の思い出
- 濃度
- 芸術的
- 汲み出す
- 既視症
- 傷
- 変色
- 糸
- 初夜
- 蜜日
- 平和
- 崖の下
- 燻製
- 四季
- 姿見
- 遠景
- 滲
- 明るい浜辺
- 生活の塗料
- 後戯
- 食卓
- 翼
- 過ぎた時間
- 紫陽花
- 夕風
- 部屋
書評
詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)
小川三郎さんの「直中」(ENGINE EYE 阿部嘉昭のブログ)
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