2020-08-29から1日間の記事一覧

魚文光 河野愛子歌集

1972年8月、思潮社から刊行された河野愛子(1922~1989)の第3歌集。装画は成川雄一。 これは、「木の間の道」「草の翳りに」に続くわたくしの第三歌集です。一九六六年春から七二年春までの作品およそ六五〇首の中から五四〇首を選んで、ほぼ制作順に収めま…

器 矢崎義人詩集

1968年12月、思潮社から刊行された矢崎義人(1935~)の第1詩集。 目次 Ⅰ 器 4✕8 鍼 ♂+♀ 蟹になった 囮 フルシチョフ ハンバー投げ 棘 免疫性 爪 フェンシング 8つのhoop Ⅱ レスリング わが詩と真実 地主の骨格 綱わたり 雌雄同体 ……虫 ヒロシマの橋 指…

生きている原点 津布久晃司詩集

1975年5月、全印総連・細川活版所労働組合から刊行された津布久晃司(1935~2000)の第2詩集。写真は石崎博志、佐久間孝、装幀は中村雅則。第4回壺井繁治賞受賞作品。 目次 序 加藤親至 Ⅰ生きている原点 ステッカー てのひらのうた もちつき大会の話 生きて…