2022-07-18から1日間の記事一覧

うらら日に 山内清詩集

1988年9月、書房ふたばから刊行された山内清の詩集。刊行時の著者の住所は大阪府高石市。 言葉を話すことがおそろしくなくなってくると、わたしという実体がなくなっていく、つまり、生きることがおそろしくなくなることは<自分>をどこかへ失っていくこと…

迷宮を小脇に 田中勲詩集

2003年10月、思潮社から刊行された田中勲の詩集。装画は玉野モニカ。 目次 古い恋唄のように 約束の場所で 沼のレンズ 幻の光のなかで 岬までの闇 廃駅 漂う岸の人々と 呪われたスキャット 純正という装置 夢を拭う手 迷宮を小脇に 街に昔の雨が降 踊る孒孒 …

蚤の心臓 関富士子詩集

1994年7月、思潮社から刊行された関富士子の第3詩集。 目次 Ⅰ 蚤の心臓 蛇の道 猫を被るi 猫を被るii いたちの鎌 ミイラ取り 鵜を呑む 尻餅 鳩胸 窓のユキ Ⅱ 時をめぐる冒険 葡萄畑 市場 遊園地 キャンプ 0号間欠泉 古墳 蜂のエリア 焦眉 切手を犬になめさせ…