2017-11-23から1日間の記事一覧

spira mirabilis 河野道代詩集

1993年8月、書肆山田から刊行された河野道代(1952~)の詩集。装幀は菊地信義。 目次 山上の窪地 考察者の一の生態 少しのなだら 感情の高み 考察者の二の生態 回想と現身 不意の領分 考察者の三の生態 比肩しえざる願い 風力の潜み 考察者の四の生態 珠と…

いのちの火影――北条民雄覚え書 光岡良二

1970年7月、新潮社から刊行された光岡良二(1911~1995)による北条民雄(1914~1937)の評伝。装幀は麻田鷹司。 目次 序 河盛好蔵 はじめに 少年の日 入院して来た北条 山羊小屋の片隅で 文学仲間 『間木老人』 二年目の夏 『いのちの初夜』 『猫料理』 二…

眠れる旅人 池井昌樹詩集

2008年9月、思潮社から刊行された池井昌樹(1953~)の詩集。第4回三好達治賞受賞作品。扉絵はアンリ・ルソー「眠れるボヘミア女」。 目次 カンナ 花影 花影弐 花影参 つゆ いたずら 暁闇 ふたり 弔辞 こんなこと 糧 故園黄昏 あぶらかだぶら 火と人 闇の噂 …

コザ 中の町ブルース 岸本マチ子詩集

1983年11月、花神社から刊行された岸本マチ子(1934~)の第4詩集。装幀は高麗隆彦。第17回小熊秀雄賞受賞作品。 いぜん紅葉を血のしたたるような色だと、思った事があった。故郷(ふるさと)の山の紅葉は美しい。全山燃えあがるような凄絶さに触れて、気も…

詩人の肖像 清水昶

1981年8月、思潮社から刊行された清水昶(1940~2011)による詩人インタビュー集。「現代詩手帖」1979年9月号から1980年11月号まで連載。写真は宮内勝、装幀は菊地信義。 それぞれの詩人諸氏の項の冒頭の作品は、恣意的に選んだ。年代的にもさまざまで、その…

デルタ 川口晴美詩集

1991年6月、思潮社から刊行された川口晴美(1962~)の第3詩集。表紙写真は林隆喜(1946~)。 たとえば貯水場の壁に沿って歩いているとき、終点の駅で地下鉄を降りるとき、ふいに肌から剥がれて尖っていってしまいそうな感覚を、あわてて言葉にすりかえるこ…

蒼白き巣窟 室生犀星

1920(大正9)年11月、新潮社から刊行された室生犀星(1889~1962)の短篇集。装幀は恩地孝四郎(1891~1955)。 目次 蒼白き巣窟 二本の毒草 泥濘の街裏にて 地下室と老人 魚と公園 西洋家具店 蒼ざめたる人と車 愛猫抄 海の僧院 NDLで検索日本の古本屋で検…

仕事机 中村地平

1941(昭和16)年3月、筑摩書房から刊行された中村地平(1908~1963)の随筆、評論集。装幀は三岸節子(1905~1999)。画像は裸本。 目次 仕事机 將棋隨筆 葬儀の朝 音のしれ者 海女 大虚など 夢遊病者 評論と雄辯 臺灣の高校生へ 兄の出征 戰歿の前後 日記…