2022-06-03から1日間の記事一覧

夕焼が落ちてこようと 堀内幸枝詩集

1964年9月、昭森社から刊行された堀内幸枝(1920~)の第4詩集。装画は堀文子。著者は山梨県御坂峠生まれ、刊行時の著者の住所は新宿区柏木。 詩書を開くと、すぐ目につく「プロセス・メタフォア・デフォルメ」など、など、それ等知的分析を拒み、それ等の方…

抒情の世紀 三田洋

1998年2月、土曜美術社出版販売から刊行された三田洋の評論集。装幀は岡本信治郎。詩論・エッセー文庫12。 評論集『感動の変質』を出してから数年が経った。それ以降書いたものや前エッセイ集に収録できなかったものを収録した。もっと収録したかったのだが…

籾の話 宮田澄子詩集

1985年12月、潮流社から刊行された宮田澄子の第2詩集。刊行時の著者の住所は三重県四日市市。 目次 籾 吊り橋 その深海の森へ 暁闇に めまい 佐波留島 蛇と卵と 白い道 情景 夢の樹 秋の椅子 霙 驟雨 伏流水 漂流 櫛 鳶 空の修羅 しずかな朝 谺 虚空 塔 跋 …