2022-07-08から1日間の記事一覧

としつきの音 横山石鳥歌集

1975年11月、草津公論社から刊行された横山石鳥の歌集。 この歌集は、私が昭和二十二年(二十二オ)群馬県草津町にある国立療養所栗生楽泉園に入園したとき以来、昭和三十四年(三十四才)までの十三年間の作品から、五百二十二首を収録した。そのうち昭和三十三…

星の夜の廣場にて 橋本英吉

1947年10月、改造社から刊行された橋本英吉(1898~1978)の長編小説。装幀は清水多嘉示。 目次 星の夜の廣場にて 傍觀者 高壓線 妻 夕凪 遠方からの香り 三庄太夫 或る財寶 死の周邊 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

暗夜祭天 1984―1986 田島邦彦歌集

1987年、ながらみ書房から刊行された田島邦彦(1940~)の歌集。装幀はサンブンノイチ工房。 『暗夜祭天』は、ぼくの単独歌集としては『晩夏訛伝』(石神井書林・一九八四年一月)につづく二番目のもので、歌の数は、前集とかわらず二○○首とした。第一歌集では…

闇の割れ目で 浜江順子詩集

2012年9月、思潮社から刊行された浜江順子の第6詩集。カバー作品は井上雅之、撮影は林雅之。 目次 Ⅰ 獄中の虫 城には死体があるから ヘリオガバルスの汁 透谷谷(とうこくだに) 月透谷 Ⅱ 渦と禍のはざまで 闇の割れ目で 夜風妖(あやかし)譚 内包する石よ …