2018-04-09から1日間の記事一覧

風の配分 野村喜和夫

1999年11月、水声社から刊行された野村喜和夫の旅行記。写真はLesKiKi。装幀は伊勢功治。第30回高見順賞受賞作品。 目次 風の配分(1) 七ホテル(1) 風の配分(2) 七ホテル(2) 風の配分(3) 七ホテル(3) 風の配分(4) 七ホテル(4) 風の配…

巨大な部屋 E・E・カミングス

1963年11月、思潮社から刊行されたE・E・カミングスの長篇小説。原題はTHEENORMOUSROOM。翻訳は飯田隆昭。カバー写真は清水俊彦、装幀、レイアウトは諏訪優。「現代の芸術双書〈2〉」。1979年に白馬書房から復刊された。 目次 〈はしがき〉のための対話 Ⅰ 遍…

伊藤聚詩集成

2001年4月、書肆山田から刊行された伊藤聚の詩集成。附録栞は伊藤の蔵書リスト一覧。 伊藤菜(いとうあつむ) 一九三五年、東京阿佐ヶ谷に生れる。少年時代を静岡県に過ごし、四五年五月には磐田空襲で直撃され、多くの友人を目前で喪っている。早稲田大学独文…

餞 勝見洋一

2011年8月、幻戯書房から刊行された勝見洋一の長篇小説。装幀は間村俊一。 NDLで検索Amazonで検索

罌粟はなぜ紅い 宇野千代

1930年11月、中央公論社から刊行された宇野千代の長篇小説。報知新聞連載。題名は梶井基次郎。装幀は東郷青児。 目次 最初の殺人 生きて行く伊之助 幼き冐險者 ホテルへ行つて 小さな蜘蛛 そこには鸚鵡 失樂の唄 花より脆く 第二の殺人 その過去は 花ひらか…

詩人が歌わねばならぬとき 新井徹詩集/貝殻墓地 後藤郁子詩集

1965年11月、思潮社から刊行された新井徹(1929~1944)と妻の後藤郁子(1903~1996)の合同詩集。編集は後藤郁子。装幀は力丸義孝。 詩集をひもとく方へ 後藤郁子 今年8月Ⅰ5日は戦後20年の終戦記念日であり、内外ともにアジアの一環としての日本にとって微…