1958年7月、大日本雄弁会講談社から刊行された白川渥(1907~1986)の長編小説。装幀は高沢圭一。
目次
- 山上の人々
- 赤いコート
- 蒼ざめたシンデレラ
- 二つの告白
- 小さな勇気
- 仮病の練習
- 風騒ぐ山
- 愛と友情
- 絶交宣言
- 雲の地図
1991年9月、街の草から刊行された仁木利和の作品集。
一九八五年一月に仁木利和が急逝してから、この秋でまる六年が過ぎる。
「雅歌」は仁木利和にとってはじめての、そして唯一の作品集になった。ここに収められたのは、一九六五年以後、おそらく一九七一年頃までに書かれた、彼のことばによる表現の仕事の、ほぼすべてである。その主な部分は兵庫県立鳴尾高校在学中に書かれており、発表誌・紙も文芸部の作品集とその周に限られている。あるいはこれ以後に書かれたもので、重要な脱落があるのかも知れないが、私の知る限り、「雅歌」第一章のあと、彼は書くという行為から次第に遠ざかっていった。
(「雅歌・ノート/加納成治」より)
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習作詩篇
小説
俳句・雑簡
雅歌・ノート
2004年1月、ダニエル社から刊行された中本道代(1949~)のエッセイ集。
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あとがき