徳弘康代

ライブレッドの重さについて 徳弘康代詩集

2004年9月、詩学社から刊行された徳弘康代(1960~)の第3詩集。第七回駿河梅花文学大賞作品。著者は高知県生まれ。 作りたてのライ麦パンをある人からいただいた。持って帰る電車の中、パンを膝の上にのせると、まだほのかに温かくて、ちょうどいい重さに、…

音をあたためる 徳弘康代詩集

2017年8月、思潮社から刊行された徳弘康代(1960~)の第4詩集。装画は相沢律子「生命の木」。著者は高知県生まれ。 目次 りんごの崩壊(collapse) アゲハはサナギで越冬する これから先の人生のなかで、今が一番きれい 「幸あれ」 エスカレーター おとしま…