2021-12-21から1日間の記事一覧
1957年7月、氾濫社から刊行された加藤一好の第1詩集。 坑夫の私が坑夫の詩を書いたということは当然ではあるが、こうして一冊にまとめてみようと考えていたわけではなかった。生れながらの坑夫であった私は、太陽に照らされると、とまどいする、それが私に詩…
1954年6月、中部日本詩人連盟から刊行されたアンソロジー詩集。装幀・挿画は亀山巌。 今日ほど詩の盛んな時はなかつたと或評家は見、今日ほど詩の衰へてゐるときはなかつたと別の評家は言つてゐます。ともあれ、今日ほど詩書の多く発行されたことはかつてな…
1997年12月、ゆきのした文化協会から刊行された小辻幸雄による中野鈴子(1906~1958)の評伝。編集は稲木信夫。装幀は大村信和、表紙写真は大崎栄太。 一九九七年九月、大牧富士夫著『中野鈴子/付遺稿・私の日暮し他』が岐阜で刊行。同年十一月、稲木信夫著…