2022-07-11から1日間の記事一覧

腰に帯して、男らしくせよ 須山静夫

1986年11月、東峰書房から刊行された須山静夫(1925~2011)の短編小説集。装幀は田村義也。 目次 Ⅰ 腰に帯して、男らしくせよ 清風萬古たり 野育ち 檻のなかの旅 しかして塵は―― Ⅱ 二つの人生 追悼 ボイジャー二号に乗って 士師エフタ 『神の残した黒い穴』…

一粒の麦 藤田峰石川柳句集

1999年2月、葉文館出版から刊行された藤田峰石(1926~)の川柳句集。1945年7月、国立栗生楽泉園入園。 目次 序 『一粒の麦』に寄せて 西来みわ 春の使者たち(昭和五十年~昭和五十八年) 十字架の光(昭和五十九年~平成二年) 高原の銀河(平成三年~平成…

流氷 阿部保詩集

1980年3月、彌生書房から刊行された阿部保(1910~2007)の第4詩集。 詩集「流水」は私の第三詩集「蝶」以後に書いた作品をあつめたものである。主に「詩学」、「北大季刊」、「札幌文学」、「北海道新聞」などに発表したものを収めた。 この詩集は私の北海…

ある日戦争がはじまった 吉田朗詩集

1983年1月、秋田文化出版社から刊行された吉田朗(1924~2006)の第3詩集。編集は詩と生活社。表紙絵ああんどうひろし。著者は秋田市新屋生まれ、秋田文化出版社社主。 目次 暗やみの時代があった 涙が湧き上ってくる 洋上の戦史 夕陽の河口で ある日戦争が…