1979年11月、筑摩書房から刊行された西脇順三郎の詩集(普及版)。装幀は吉岡実。附録栞は、会田綱雄「<ああ>」、吉岡実「《人類》出現」、長谷川龍生「私なりに学んだこと」、新倉俊一「初稿と定稿のあいだ」。
本詩集は、一九七〇年以降一九七八年までの作品を集めたものである。そのうち、ⅠからⅢまでは、先に筑摩書房より刊行された『西脇順三郎全集』第十巻および『西脇順三郎詩と詩論Ⅵ』の「未刊詩篇」に所収のものである。詩集にまとめるに際し、若干の訂正と削除を行なった。Ⅳはそれ以降に発表されたものである。
(「後記」より)
目次
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
- 冬
- ある日
- トゲ
- 風景
- 秋
- 元旦
- 憂酒
- 夏
- 春
- 夏の日
- 元旦
- 秋
Ⅳ
- 夏日
- 年始
- 三月の末
- 元旦
- 鄉愁
後記