植民地・朝鮮における雑誌『国民文学』 渡邉澄子

 2018年8月、彩流社から刊行された渡邉澄子(1930~)の評論集。


目次

序にかえて

第一章 「皇道精神の昂揚」を掲げた朝鮮文壇

  • はじめに
  • 『国民文学』とは
  • 「国民文学』発刊の歴史背景
  • 「国民文学』主宰者・崔戴瑞という人
  • 『国民文学』――主宰者・崔戴瑞の思想を通して
  • 『国民文学』と日本人
  • 中野鈴子と金龍済
  • あつき手を挙ぐ
  • 田中英光について
  • まとめ

第二章 田中英光を中心に

  • はじめに
  • 『国民文学』で活躍した日本人――佐藤清、 則武三雄の隠された過去
  • 田中英光の戦時下と戦後

第三章 日本人文学者の躍進ぶり――田中英光を中心に

  • 「緑旗」との関わり
  • 英光の「京城日報』との関わり
  • 戦後の田中英光
  • 戦場小説 1
  • 戦後の小説
  • 「奇妙な復讐」
  • 『愛と青春と生活』(富国出版社、四七年三月)
  • 「さようなら」(「個性」、四九年一二月)

第四章 戦時下植民地に於ける日本語雑誌

終章 言わねばならぬこと

解説 「国民文学」とその時代 崔真碩
あとがきにかえて


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