2021-04-30から1日間の記事一覧

呼吸詩集 現代京都詩話会編

1998年4月、行路社から刊行されたアンソロジー詩集。編者は現代京都詩話会(代表・有馬敲)。編集委員は有馬敲、武村雄一、名古屋哲夫、日高滋、安森ソノ子。装幀は倉本修。 現代京都詩話会は一九七八年に発足し、京都在住の詩人が中心になって自作の詩朗読…

あかるい水になるように 岬多可子詩集

2020年7月、書肆山田から刊行された岬多可子(1967~)の第6詩集。装幀は亜令。第2回大岡信賞受賞作品。 目次 骨片蒐集 くらいなかの火のはじまり てのひらのひらひらと火 そして火の休まるところ 土で描かれたのを視る その水は身のうちを もともとはひとつ…

西暦1999 続矢来町半世紀 野平健一

1999年9月、私家版として刊行された野平健一(1923~2010)のエッセイ集。製作は新潮社。 目次 モデルの真贋-1996 志賀直哉と『如是我聞』-1998 見事な口述原稿-1989 太宰治「玉川心中」の情死現場-1995 琵琶湖周航余話-1999 はかなき五十年-1993 「世紀末」…

矢来町半世紀 太宰さん三島さんのこと、その他 野平健一

1992年8月、新潮社から刊行された野平健一(1923~2010)のエッセイ集。装画は阿阿生子。 目次 はしがき イラク征伐-1992 パブリシティにおける 「三島由紀夫の死」の研究全くの試論として-1971 『如是我聞』と太宰治-1948 『斜陽』のころの太宰さん-1948 太…