1992年8月、新潮社から刊行された野平健一（1923～2010）のエッセイ集。装画は阿阿生子。
目次
はしがき
- イラク征伐-1992
- パブリシティにおける 「三島由紀夫の死」の研究全くの試論として-1971
- 『如是我聞』と太宰治-1948
- 『斜陽』のころの太宰さん-1948
- 太宰治著『斜陽』-1966
- 二人の女性-1956
- 太宰治の魅力-1959
- 玉川上水の死-1967
- 山崎富栄の日記-1968
- 残る疑い-1968
- 名人的存在-1970
- 『斜陽』担当編集者の立場から-1971
- 三島由紀夫氏の挨拶-1979
- 煮湯-1990
- 太宰治と田中英光一-1949
- 唖然、田中英光-1990
- ジャーナリストの条件――「あまりに原則的、あまりに原則的な-1971
- 「ツルカメ」を止めよ-1971
- 私論・週刊誌学第零章-1976
- 「惑」の字-1979
- 北極空路-1960
- パリに飢える――六十人の日本人画家-1960
- 「谷内さん」の「少年」の死-1981
- 隆慶一郎氏への弔辞-1989
- 菅野先生と「週刊新潮」-1976
- 「公人」のような、余りに「公人」のような――鈴木常夫君の死を悼む-1981
- さよなら、京之介さん-1991
- 可知先生のご長男への葉書-1985
- 担当記者「東名」の死-1981
- 『あ、同期の桜』―かえらざる青春の手記「まえがき」-1966
- 二人の友-1966
- 純粹戰中派-1989
- 加藤宏一君、ご苦労さま-1988
- 師走の姉妹-1991
あとがき
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